老けてる方が悪いのさっ! | マツゴト


春、新入社員の季節

ということで、誰が興味を持ってくれるかわからないけど、
私がいる美容界(妖怪?妖界?)のいろんな職種で遭遇した
なんだかおかしな世界を少しだけご紹介



気が向いたら、この人間界と違う世界を特集するカモシレナイ
・・・・・・誰も望んでないと思うけど



これから社会に出ようなんて人は、
「社会なんてこわいとこだー」と引きこもりを決心するかもしれない
心が弱い人は読まないで下さい


ただ・・・
今日の記事はジャブよ勝者









その日、私はとびっきり化粧の濃い先輩の部下になることが決まった


・・・・・・・下まつげまでつけまつげかよ



まあ、日本の化粧品会社のポスターにでてるような女優より
キレイだけどもさ・・・




「ねえ、matuちゃん私いくつに見える




「○○歳ですかね






・・・・・・・その先輩の本当の年齢より
二つも上の年齢を口にした私
手榴弾を至近距離で投げられたぐらいの
衝撃が私を襲った




初対面


matu死す




先輩からしたら、私のほうが手榴弾投げてきたってとこだよね




私より、7つ年上の先輩
未熟者の私には、年齢を見誤るばかりか、空気さえも読めなかった


私は、それから発見した
老けてるヤツほど「私、いくつに見える
って自信たっぷりに聞いてくるの法則


・・・・・・・・・・・・・・まったく若く見えてませんから安心してください




とは言わずに

「そうですね~だいたいいつも5歳ぐらい若くみえる
って言われませんか


質問返しのテクを身につけた
少しだけ空気が読める技術が身についた私は、二度と手榴弾は食らわない





数年後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私はその化粧の濃い先輩と、コンビを組んでいた


次の法則は
化粧が濃い人は、支えがないとくじけやすい
負けずキライなんだけどねういんく





私たちは先輩後輩でもあり、同じ地位を争うライバルになっていた





さらに数年後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あんなに仕事に燃えてた先輩は化粧が濃いまま
かわいい奥さん業をしている


長い長い間、その濃い化粧に心を隠して、一人で頑張ってきたね先輩
それぞれ黙っているけど、どれだけお互い人知れず泣いたか知っている





最近、普段何してるんですかと聞くと

「うん、だんな様の食事作りと、猫の散歩するだけ



ズコ!


・・・・・猫なんか勝手に歩かせておけっ



泣くのはタマネギ切る時だけだそーだ





知り合ってから何十年だけど、今なら先輩
そんだけ化粧ノリいいから~30歳には見えるよ




今どきの30歳は化粧ノリ悪いのよ~



最後の法則
キレイを頑張ってる人は人生後半戦勝ちにくるね


この方世の中の美魔女ブームなんて知らないと思うけどね
マジ魔女だから




先輩にキレイに手抜きの文字はないもんね