右眼の白内障+緑内障手術が近づいてきた。
術前3日から、感染症予防の目薬を点眼する。
目の予防は完璧だった。
なのに……身体の予防ができなかった。
手術2日前、朝起きたら喉が痛い。
夜までにはかなりの痛み。
なんと次男が持ってきた喉風邪だという。
当人は喉の痛みと咳と鼻水で済んで、発熱しなかったそうだが、私はもともと高熱を出しやすい体質だ。
この喉の痛さで熱が出なかったことは、1割程度だと記憶している。
つまり、ほぼほぼ熱を出す。
術前1日。
ちょうど月1の耳鼻科診察だったため、喉の痛みと翌日眼科手術があることを伝えると、耳鼻科先生「手術は発熱したら原則禁止!」と厳しいお言葉。
いやいやいや……このために仕事も調整してしまったし、高額医療費申請の都合上、同月に全部の手術を終えないとならないのだよ。
紹介先の眼科も「今手術が非常に混んでいて、なんとか6月に3回確保できました」って言ってたし、ずらしたらどうなるかわからん。
9月には免許更新を控えているし。
手術を理由に更新を延期できるけれど、その間は無免許になるから運転できなくなるし。
というわけで、高熱だろうがなんだろうが、極力手術決行を心に決めて、耳鼻科をあとにした。
耳鼻科では流行っている溶連菌の検査をして陰性、喉に効くという漢方をもらった。
眼科に連絡して現況を伝えると、「普通の風邪なら発熱してもなんとか手術は可能。でも、コロナインフルを否定してほしい。そして内科の先生の許可を得てほしい」とのこと。
翌日の手術は夕方からなので、発熱した場合は、午前中に内科を受診して検査することになった。
案の定夕方から発熱し、結局手術当日の明け方には38.4℃まであがった。
よりによって手術当日になぜきっちり発熱しやがるんだこの弱っちい私の体め!そしてなぜわざわざこの風邪をこの大事な時に持ってきやがったんだ次男め!!!
と恨み言を言っても始まらない。
とにかく内科でコロナインフルを否定してもらわねばならない。
今冬に39℃を出したときも陰性だったんだ、これも陰性に違いない。
なんとなくそう確信していた。
結果、陰性。
内科先生「手術おっけーだよー」。
耳鼻科先生より軽いタッチ。
よかった。
眼科へ伝える、無事眼科も「それならおっけー」。
が。
喉いてえぇぇ体いてえぇぇ咳も鼻水も出始めた、手術中咳き込んで先生の手元が狂ったらどうしよう!熱のせいで術後の眼内炎ていう発症したら失明の可能性も高いおっかない感染症になったらどーしよーーーー!!!(⟵先生はそのリスクが高まるとか言ってなかったからたぶん大丈夫)
という不安を抱えつつ、とりあえず解熱剤を飲んで、手術に臨むことになった。