ノールックパットは、テイクバックが見えない(見てない。笑)ので振り幅は一切気にしません。「感覚」が頼りです。
大きくテイクバックすると左右のぶれが大きくなるのでできるだけ小さなテイクバックでパチンと打つ(タップ式?)のが合ってます。
なので、パターもあまりヘッドの大きなものではなく手で操作しやすいものがよいと思います。僕はピンのアンサータイプを使っています。
グリップは、今はテンフィンガーで握っています。カップ方向を見て打つので、普通のグリップだと首をたくさん曲げる必要があり、緊張して肩が凝ります。右肩を下げて構える方が自然に振れますので、いろいろと試行錯誤した結果、左右のすべての指でしっかりグリップするテンフィンガーに落ち着きました。( 右手が下がる分、右肩も下がる)
なぜ、距離が合うか、論理的に説明するのは難しいですが、一つ信じている要因があります。それは、首の角度です。自宅の 2.5m の練習マットには0.5mごとにマークがついているので、それぞれのマークに向けて繰り返し練習していますが、2.5m の場所を凝視するとき、1m のところを凝視するとき、50cm のところを凝視するとき、それぞれ首の角度が変わります。それを繰り返し練習すれば、目だけではなく首の角度の違いと、打つ強さを体が徐々に覚えてくれていると信じています。
実際、打つ瞬間に目を閉じて打ってもそこそこ思い通りの距離に止まります。ただ、やはり目を開けて凝視した方が精度は上がるようです。
ノールックの課題は方向性です。なので、アドレス時のフェースの向きには気を使います。
方向を示すライン入りのボールを使って、ボールの打ちだし方向にそのラインを合わせるように置き、それにヘッドをきっちり垂直に合わせてから、カップ方向を向き、そのまま打ちます。
ショートパットの場合、フェースの向きとヘッドの動く方向の2つが組み合わさってボールの転がる方向が決まりますが、フェースの向きが89%(だったかな)を決める、とどこかに書いていました。なので、フェースの向きには最大限気を使います。ヘッドの動く方向は、そもそも見てないので、スイングの最中に、自分で補正することができませんし。(T_T)