
(マルセイユのシンボルマーク)
さあ、Marseille(マルセイユ)にやってきました。
夕方を過ぎてから街に入ったのですが、さすがフランス第2の規模を誇る都市、
なかなかの人と車の数です。
道路でアクシデント(?)があったことも重なり、中心部に進むにつれて
車の進みが悪くなりました。
結局、ホテルに着いたのは20時半を回ったところ。
とにかく食事を取るべく、レストランが並ぶ港の方へぶらっと行ってみました。
潮の香りと涼しい風が、
「ああ、港町なんだなあ」
としみじみ感じさせてくれます。
山に囲まれたスイスで生活している人間にとっては、これを感じれただけでも
来たかいがあったように思いました。
週末ということもあって、港のあたりは夜になっても賑やか。
観光客も多いので、うかれなければ大丈夫、思ったよりも治安はひどくないようです。
ただし、気軽に話かけてくる人もいたし、車の運転も荒いので、
注意はしなければいけませんね。
今夜は名物のBouillabaisse(ブイヤベース)に挑戦。

(ブイヤベースは、陽気な定員さんが目の前で取り分けてくれました)

(前菜はシーフードサラダ : サーモン・鯛・イカがのっています)
新鮮な魚介類を港の見えるテラス席で食べれたこともあって大満足。
全体的に素朴な感じですが、素材自体が本当に美味しかった。
(これにデザートがついたコースが19ユーロ・約2850円でした)
ちなみに2日目の夜はMoules-Frites(ムール貝&フライドポテト)。
こちらは大きなボウルに山盛りの茹でたムール貝を塩コショウやソースで食べます。
両手はべちょべちょですが、気取らないでワイワイ食事ができるのはいいですね。
生牡蠣も美味しかったです。
マルセイユは魚の料理が豊富なので、日本人にぴったり。
たぶん食事にはそんなに気を揉む必要はないと思いますよ。
さらに港町独特の開放感、異国感、出会いと別れの哀愁が、
旅人にとってはちょうどしっくりくるのかもしれません。

(港から離れていくほどスラム感は増します)
港から離れたマルセイユ旧市街は建物全体が荒れた感じで
人々はとっても人間臭い。
アフリカやアラブ諸国からの移民の人も多いので一種独特な雰囲気があります。
さて、話は変わりますが、
マルセイユには海の幸以外にも有名なものがたくさんあります。
例えば、
1・マルセイユ石鹸
マルセイユ石鹸は純度が高く、香りが非常に良い。
お土産にもってこいだと思います。
Hotel de ville(市庁舎)の裏手にある坂を上って少し左に進んだ道沿いにある、
「LCDP.Marseille
」(La compagnie de provence. Marseille)というところのソープは
素敵ですぞ。
2・Pastis(パスティス)
パスティスはウイキョウ(アニス)の酒で、食前酒としてよく飲まれます。
地元の人は”パスタガ”と呼んでいます。
アルコールの強さよりも味のキツサがあるので、好き嫌いが別れます。
私は1杯で充分です。
3・L'OM(オリンピック・マルセイユ)
フランスで最も人気があるサッカークラブ。
パリ・サンジェルマン、リヨンの3大人気チームのひとつです。

(L'OM cafe もちろん、チームカラーの水色です)
港の真正面という一番いい場所にある公式のカフェです。
写真やらフラッグやらがたくさん飾ってあります。
きっとパスティスを飲みながら店内のテレビで試合を観戦するんでしょうな。
この間まで日本の中田浩二選手が所属してました。
Aller l'OM !!
(そうそう、マルセイユには時計学校もありますよ!)
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