（ジュネーヴ市内にある美容院）
（外見は違うけれど、日本の小さな商店街にある２、３人の客で満員になりそうな美容院）
海外で生活していると、「どうしようかなあ」と思うことが色々あります。
例えば”散髪”。
ジュネーヴには結構な数の床屋・美容院があって、
「Mod's hair」（モッズ・ヘアー）のように日本でも展開している
美容院もあったりします。
お値段も日本とさほど変わらず、
むしろ青山あたりの有名ヘアサロンの方が少々高めだと思います。
でも、
「いや～、そうだなあ～、今日は短く切ってもらいたいんだけど、
前は残しつつ、全体的にすき気味のボリュームダウンで。
ん？ 後ろ？ 不自然にならない程度にとっておいて、
セットはワックス、ワックス、、、。」
みたいなことをフランス語で伝えるテクニックは無く
（その前に日本語でもこんな風には言いませんけど）、
髪質もヨーロッパ人は柔らかく猫っ毛で、
日本人とはだいぶ違っているようです。
そんなわけで、敬遠していました。
では、私が髪をどうしてるかと言えばかなり適当で、
たまに日本人がやっている
”Coiffure KURODA"（黒田美容室）というところで切っていました。
スイスで日本人が髪を切っているというのは最初驚いたものです。
店主の黒田サンご夫妻にはなにかとお世話になっていて、
以前、「Chamonix」（シャモニ）というところまで
山を見に連れて行ってもらったこともあります。
けれども、最近、日本人の出張美容師さんの存在を知り、
友人が切ってもらうということで
どんな感じなのか見に行ってみました。
この出張美容師さんは、Nyon（ニヨン：ユリアス・シーザーが造った街といわれている）
というジュネーヴから離れた街に住んでいるのにもかかわらず、
予約をすると家まで来てくれます。
値段も一般の美容院と変わらず良心的。
やはり同じ日本人同士、意思も伝えやすく、とても丁寧なので、
特にジュネーヴ在住の日本人女性に人気があるようです。
口コミだけで、予約がとりづらいほどの忙しさらしく
こういうニーズもあるんだなと感心。
一度は私もお願いしてみたいものですが、
同じく一度は街の美容院にも挑戦してみたいと思います。
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