日曜日、ジュネーヴ空港に隣接する地下ショッピング街で
小さいながらもフリーマーケットがあります。

(地下フリーマーケット:意外にも時計関係の古本は少ない。スイスなのに。。。)
今回はこんな本を見つけました。

(CENT ANS AU SERVICE DE GENEVE : ジュネーヴのサービスにおける100年)
これは、1885年から1985年の100年間でジュネーヴの街が展開してきた、
旅行者および観光用の広告・宣伝を資料と共にまとめた、
Office du Tourisme(観光協会)発行の記念本です。
私は結構古いものが好きで、
特に古本に関しては思わず手にとってしまうという悪い(?)クセがあります。
貴重な本は概して高いものですが、
これは10スイスフラン(約900円)と安かったし、加えて、
内容もなかなか興味深かったので購入してみました。
どんなジャンルでも昔のものって非常に魅力がありますよね。
なんといっても現代にないデザインがそそりますw。

(ジュネーヴ、、、、気持ちのいい時間、バカンスの時間)
中に、時計の国らしい広告がありました。
懐中時計の表側蓋に湖の風景。
ジュネーヴはバカンスにも最適とうたっています。
ひとつ言うなれば、この懐中時計、
1800年代に流行ったスタイルで、主に中国市場に向けて
生産されていたものです。
有名なのはBOVET(ボヴェ)というブランドのものです。
このBOVET、今も人気のブランドですが、
当時はイギリスを経由し、中国で時計といったらBOVETと言われるほど
に成長していました。
話がそれましたが、最後に街の美化に関する一枚。

(1971年のレトロ・モダンなデザイン。 こういうのスキ。)
かわいい。
赤瀬川原平のライカもいいけど時計がほしい/産経新聞出版

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