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八ヶ岳周辺の建築ツアー その3 清春芸術村 by 山中悠嗣

八ヶ岳建築ツアーの最後は、清春芸術村でした。
ここは、もとは1974年に清春小学校の跡地を銀座吉井画廊経営者が買い取ったことに始まり、1980年にその跡地に長期滞在型宿泊施設とアトリエ施設ということで始まった芸術村です。
小さなアトリエ施設などの集合した場所です。
校庭の真ん中にラ・リューシュという施設があります。これは、ギュスターブ・エッフェルの設計したら・リューシュを模して建てられています。
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この建物が宿泊施設となっています。
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一番新しいアトリエとして、現在宣伝がいっぱい打たれているCLAVE GALERIEです。
この佇まいと質感からして、安藤忠雄氏設計であることはすぐに分かると思います。
しかし、この村の雰囲気に対して唐突に建っているようにしか見えません。
場所性をこえたブランド力を感じます。
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コチラは、梅原龍三郎アトリエというアトリエですが、設計が吉田五十八氏です。
初めて吉田五十八氏の設計した建物を見ましたが、こぶりな建物の中にアトリエ空間は、ポッカリとお大きなボリュームが取られていました。
外から覗き込むことしかできませんでしたが、佇まいがよくて、落ち着きを感じる建物でした。
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こちらも比較的新しいですが、藤森照信+大島信道設計の茶室 徹 です。
こちらは、セルフビルドで作られているらしく、屋根の金属板がとても個性的でした。
本当に小さな茶室ですが、さまざまな素材が盛り込まれていて、それぞれの素材と素材の大きさがほぼ等価で全体が寄せ集めで作られているような印象を受けます。でも、それがこのスケール感をより強調していて非常に面白い建物でした。
建物と言っても、我々の作る家具と同じくらいか、もしかするとそれよりも小さいくらいのものです。
でもわくわくする建物でした。
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コチラは、谷口吉生氏設計の ルオー記念館です。
この建物ともう一つ白樺美術館を谷口氏は建てています。
このルオー記念館が一番好きな空間でした。スケールかんが絶妙に考えられていて、
この建物に入った問はすでに日がくれかけていたのですが、自然光が優しく天井から入り込んでいて、
内部空間もほんとうに小さいのですが、入ると凄く心地が良かったです。
エントランスの建具も1800位の高さで、押さえられているなど細かなところに本当に繊細さを感じました。
これもRCの打ち放しの建物ですが、もう一つのRCの建物との違いを強く感じます。

同じ敷地内に建てるにしても、そして同じ素材を使ったとしてもその場所に対してのアプローチの違いでこんなに変わるかということを実感させられました。
たってからの時間が違うといえばそれもありますが、この芸術村に対しては、谷口氏の建て方が私にはしっくりきました。

一日で多くの建築を見て回れる機会はほんとうに良い経験でした。
二日に分けてみたらもっと良かったかもとも思いますが。
でも、たまにはこうしたツアーも楽しかったです。

八ヶ岳建築ツアー その1 はコチラ
八ヶ岳建築ツアー その2 はコチラ

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新建築12月号にcoyaa/pivotoが掲載されています。

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新建築12月号に東京デザイナーズウイーク2011で、GENETOの家具レーベルpivotoが発表した”coyaa”が掲載されました。

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人を繋ぐデザイン
東京デザイナーズウィーク2011

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シバヤマンションのプレゼンテーション  by 山中コ〜ジ

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今年の夏以降、少しずつ計画が進められていた”シバヤマンション プロジェクト”のプレゼンテーションがおこなわれました。
これまでの計画プロセスで、このプロジェクトについて争点となっていたのは、集合住宅にどのようなプログラムを持たせるかという問題です。

学生を対象として、ただ住戸数を増やすだけでは、賃料の過当競争に巻き込まれる懸念があり、また対照的に高額取得者向けの住戸を作るだけでは、入居者が揃わない可能性もあります。
そこで、ソーシャルアパートメントに代表される様な、新しいライフスタイルのアパートタイプや、その他、色々なプログラムを思考していこうという事になりました。

今回はそれらを踏まえ、新たなプログラムを持つ集合住宅を提案しました。
今回提案したのは3タイプ。
内容を公開することはできませんが、これまでの集合住宅にあったプログラムを進歩させることを軸にした計画で、プログラムの性格が違う3タイプとしました。

これまでの進歩系にしたのは、ライフスタイルや集合住宅のイメージを逸脱するのではなく、これまであった様で無かったものを目指す事で、集合住宅の持つイメージの幅をもう少し広げていこうという狙いからです。
プログラムを考える段階での建築は、ダイアグラムを積み重ねてできた状態で、とてもプリミティブな表情をしています。何も洗練されていないところが非常に荒削りですが、自分達が何をしたいのかが分かり易い模型となっています。
やるべき事の多さを実感する模型ですが、この時期の模型を見つめる事から、洗練していく作業は既に開始されている訳です。シバヤマンションクライアントに気に入られた案は、最も難易度が高い反面、建築的な魅力に溢れた案です。

この建築的な魅力が最も多い案が採用されるという事は、いったいどう言うことか。
それは、クライアントと我々の意識や思考に共感できるポイントを見つけ出した瞬間だという事です。
目指す方向性が重なり合う事で、相当の推進力を持つと同時に、互いのモチベーションもあがります。この状況を強く感じたのは、TANADAピースギャラリーやKD-HOUSEでしょう。
先ず、反対されるであろう 案は、必ずしも世間一般的な建築の様相をしていない。
それだけに、選択するクライアントにとっては相当の覚悟と、建築を見抜くセンスや柔軟な思考能力が必要な訳です。そんなクライアントにGENETOは恵まれている。


今回のシバヤマンション プロジェクトは、様々な問題を抱えているものの、非常に取り組み甲斐のあるプロジェクトです。




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山中コ~ジ


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GENETOが取り組むアートイベント情報


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#12 AS2 Autumn