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#15 AS2 summer 山本晃久 作品展にむてミーティング

7月に開催される#15 AS2 summerにむけ、AS2ミーティングが開催されました。
今回、AS2でキュレーションしたのは魔鏡師の山本晃久氏です。

GENETO-山本晃久

ミーティングの内容はAS2 blogをご覧頂くとして、AS2というアートイベント自体の継続を支える為にも資金源の確保というテーマとなりました。
そこで、山本氏の打診でAS2のみで販売するオリジナルグッズを作ることになりました。

デザインを手がけるのは我々GENETOです。
最近では"hattori × geneto"という京都の老舗帯ブランド服部織物とのアートコラボレーションなど、伝統産業とのコラボレーションプロジェクトをおこなっていることから、それらのノウハウを活かした新たなプロジェクトを興す事となりました。

GENETO-山本晃久

そんなことから、山本氏の仕事場である山本合金製作所へ
ここで鏡の制作工程や鋳物の作り方、合金技術など彼の仕事について学びます。

GENETO-山本晃久

作業場には様々な道具が所狭しと並んでいました。
最近の鏡はプラスチックで作ります。
勿論、ほとんどが中国製です。
ガラスで鏡を作る製作所がその状況を憂う内容のテレビを以前見たことがありました。
確かに私たちの認識ではテレビで放送された様にガラス製の鏡が一般的ではありますが、本来はガラスでもなく合金による鏡だったわけです。
そんなプリミティブな鏡という存在や、その制作プロセスと向き合って行く事で、新たな価値を持つプロダクトを生みだすことができればと考えています。

GENETO-山本晃久

山本氏から鏡を制作(修理)する手法のレクチャーを受けます。
非常に手間隙のかかる仕事の連続です。
鋳物を鋳造する型作りからはじまり、原材料の調合に鋳造、削り出しに磨き、本磨きと通常の物作りでは考えられない工程を一人の人間がおこないます。
この工程が出来るのは日本にただ一人ということで、彼の仕事と存在は本当に重要です。

GENETO-山本晃久

様々な工程を完璧にこなすことで、写真の様な魔鏡が出来上がります。
これは鏡に光を当て、壁面に反射し映ったイエスキリストの陰です。
暗闇の中、浮かび上がる陰を初めて見たとき、とても神秘的な感覚に包まれました。

非常に面白いプロジェクトがAS2というアートイベントを通して始まります。
#15 AS2 summer 山本晃久作品展、そしてGENETOコラボレーションによるプロダクトもご期待ください。


関連記事

#15 AS2 summer 山本晃久 作品展 @ AS2 blog

hattori × geneto website

hattori × geneto プロジェクトプロセス @ GENETO BRASH blog

鏡 前編 @ 吉田装束店




GENETO
山中コ~ジ

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過去のAS2 (GENETO blog)

#1 AS2 Spring

#2 AS2 Summer

#3 AS2 Autumn

#4 AS2 Winter

#5 AS2 Spring

#6 AS2 Summer

#7 AS2 Autumn

#8 AS2 Winter

#9 AS2 Spring

#10 AS2 Summer

#11 AS2 Autumn

AS2 special ー東北のためにー

#12 AS2 Autumn

#13 AS2 Spring

#14 AS2 Spring



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//// GENETOで家を建てること vol.1 ////

$GENETO-GENETOで家を建てること
"GENETOで家を建てること"というパンフレットが出来上がりました。

このパンフレットでは、GENETOが取り組む姿勢や長所、どういったプロセスで設計をしているのか、費用はどれくらいか。
また、設計期間や工期について、他社との比較を交えつつ分かり易く解説しております。


GENETOについて少しでもご興味のある方、現在家作りについてご興味を持たれている方は是非ともご一読ください。

パンフレットは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先
GENETO for customer
「お問い合わせ内容」欄に必ずパンフレット希望とお書きください。



京都4花街 春のをどり(おどり)を見に行く by 山中コ〜ジ

GENETOが京都で取り組んでいるプロジェクト関連の視察にて、春に開催される4花街のをどり(おどり)を見に行きました。

北野をどり
GENETO-北野をどり

京都最古(日本最古)の花街といわれている上七軒の歌舞練場、上七軒歌舞練場で開催されているのが”北野をどり”です。
4花街の中で最も早くをどりが始まります。

$GENETO-北野をどり

玄関を通り内部へと進む空間は足元に池があり、橋を渡りながら各空間へと別れる動線となっています。
各空間へと接続するハブとなる空間に池を配置するという非常に贅沢な構成です。

GENETO-北野をどり

北野をどりの舞台は現代語による台詞とコミカルな内容も含まれているのが印象的でした。

GENETO-北野をどり



京おどり
GENETO-京おどり

宮川町歌舞練場で開催されているのが”京おどり”です。
花街の中でも他の街が”をどり”という表現をしているのに対して”おどり”と表現しています。
京おどりに行くのは3回目となり、秋のおどりである”みずゑ会”を合わせると5回目となります。
今年から台本家が代わり新しい舞台を演出して行く宮川町は、舞妓さんと芸姑さんの層が厚く最も華やかです。
他の歌舞練場と違うのは、ファサードとなる増築された部分がモダニズム様式となっている事です。
台詞は古語であり内容は分かり辛いものの、風情と言いますか情緒をとても感じさせられます。

GENETO-京おどり



都をどり
GENETO-都をどり

祇園甲部歌舞練場で開催されているのが”都をどり”です。
京都にある4花街の中で最も規模が大きい歌舞練場を有しており、一力茶屋を中心に街並まで整備されているのが甲部です。
甲部歌舞練場の逸話は色々とあるので次の機会に回すとしても、都をどりに行くのは実は初めての事。

GENETO-都をどり

花見小路通から見る洋館建てのファサードとは違い、内部に入ると素晴らしい日本庭園と日本建築が存在します。
このアンビバレントな環境を一敷地で作っている所も非常に京都的で面白いと感じました。

GENETO-都をどり

お茶のお手前を拝見しながら、お菓子にお抹茶をいただきました。
ちなみに各花街でお茶を頂く事ができ、今回は全てのお茶を頂きましたが、粗品代わりに頂くお皿は甲部歌舞練場が最も素晴らしい。
芸姑さんや舞妓さんの人数では、やや宮川町に劣っている印象を持ちましたが、踊りの表現や演目全体の演出は4花街随一で、流石は井上八千代流による仕事である事が理解できます。

GENETO-都をどり



鴨川をどり
GENETO-鴨川をどり

3月から上七軒で始まった春の京都を彩る4花街の最後は、5月から始まる先斗町歌舞練場で行われる”鴨川をどり”です。
4花街の中で最もこだわって造られた洋館建築で、鴨川に面しているロケーションは他の歌舞練場とは少し趣きが違っています。

GENETO-鴨川をどり

他の花街の演目は数種類あるのですが、鴨川をどりはひとつの内容を掘り下げる形式でストーリーに入り込んで行きます。
今年は忠臣蔵を題材にしており、内容は分かり易いうえに先斗町で忠臣蔵を演じるところが非常に面白く感じました。

GENETO-鴨川をどり


4花街を巡る事でそれぞれの特徴がよく分かります。
それぞれの花街を作り現代にまで育んだ都市的な文脈から、それぞれの性格が作り出されており、その一片として春のをどり(おどり)を見比べる事で、新たに見えてくるものがあります。

そして花街が次世代に残る大切な要素として、歌舞練場の存在があります。
京都に残る5花街である上七軒、祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町の中でも、祇園東には自前の歌舞練場がありません。
秋のをどりでは現在のよしもと祇園花月が使用されます。
また、島原にも昔は歌舞練場があったと聞きます。
両者共に残念ながら衰退の一途を辿っています。
こうしたことからも、卓越した芸とそれを披露する空間がセットであることが如何に大切であるかが見えてきます。
歌舞練場は都市的にも、そこを利用する人々にとってもアイコンとなる存在であり得る訳です。



関連記事

2008年 みずゑ會 @ AS2 blog
2011年 京おどり @ GENETO blog
2012年 京おどり @ GENETO blog




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山中コ~ジ




//// GENETOで家を建てること vol.1 ////

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"GENETOで家を建てること"というパンフレットが出来上がりました。

このパンフレットでは、GENETOが取り組む姿勢や長所、どういったプロセスで設計をしているのか、費用はどれくらいか。
また、設計期間や工期について、他社との比較を交えつつ分かり易く解説しております。


GENETOについて少しでもご興味のある方、現在家作りについてご興味を持たれている方は是非ともご一読ください。

パンフレットは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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Reflections at Keppel Bay @ Singapore

シンガポールの高級マンションとしてダニエル・リベスキントが設計を手がけたReflections at Keppel Bayです。

周辺環境はゴルフ場とマリーナに囲まれたリゾート地で、その中心的な存在としてそびえ立つ建築です。

GENETO-シンガポール 建築


様々なプログラムをリベスキントらしいシャープなフォルムで鮮やかに統合しています。この手法については力技ともいえ無くはありませんが、この力こそが社会にメッセージを発信する建築家にとって必要な要素であると感じます。

$GENETO-シンガポール 建築

シンガポールの人々や政府が求める建築のイメージとは、マリーナベイサンズ含めてこういった建築なのだろうと再認識させられます。
それは、建築が生みだす経済力について、認識と評価が日本と全く違っている事がわかります。
日本では先ず入居率の計算から入り入居率の計算で終わります。そこに建築が持つタレント性や魅力は考える必要がありません。
それは、経済効果の具体性が無いロジックに対してお金をかけないという安直な判断に基づくものです。
それに引き換えシンガポールを見ると、それぞれの建築に独自の魅力を持たせる事で観光資源として一役担う可能性を持つ事から始まり、話題性の向上や周辺環境の整備など多くの可能性を試みています。
ポストモダンの派手な建築はバブル期の日本にも多く建ったことからすると、日本も現在のシンガポールと同じ時期を経過して来たに過ぎないと考えることもできますが、当時の日本と今のシンガポールが根本的に違うのは、製造業を中心とした経済発展を遂げた日本の富の象徴が建築であったのに対し、シンガポールは観光資源として富を生む建築という点において、決定的に建築が求められる根本が違います。

最近日本で出来た話題性のある建築と言えば、大阪の北ヤードにできたグランフロントですが、こちらも採算性を追求した複合商業ビルです。
見せかけは立派ですが、よく見ると単調なボックスタイプの連続であることから、表層だけデコラティブに演出されています。
建築の稼動に対するプログラムに重視しているのかもしれませんが、それを包含するパッケージが非常に貧弱であることは否めません。
これはグランフロントの是非ではなく、日本とシンガポールの建築に対する存在意義の違いが大局的に出ているので面白いと感じました。

リベスキントの建築を見るのはロンドンで見たLondon Metropolitan University Graduate Centre以来2回目のことですが、なかなか内部も合わせてみることができ無いのが残念です。
彫刻的な外観と内部の関連性もいつか見てみたいと思いました。


関連記事

London Metropolitan University Graduate Centre @ GENETO blog

Reflections at Keppel Bay @ dezeen



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