三人目の孫 | *人生の長い午後*

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人生の昼下がりをいかに生きるか。
あちこちぶらぶら歩きまわりつつ楽しいことを探す日々の記録です。

今年の5月(6月だったかな)に、三人目の孫が生まれる。

嬉しいか?と聞かれると、微妙なのだ、これが。

僕には三人の娘がいるけど、二人の孫を生んだのは長女で、三人目を生むのも長女だからだ。

 

長女が二人、次女が三人目、なら嬉しいかもしれない。

けど、長女が三人の子供の親になるというのは、嬉しいを通り越してもはや心配なのだ。

 

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二人目までは喜べた。しかし三人目ができたと聞いたときはわが耳を疑った。

まさか!と思った。まさに青天の霹靂だった。それだけは絶対無いと思ってたからだ。

 

なにしろ旦那の稼ぎもそんなに良くない。

ごく普通のサラリーマンだし、大手でも無いし、出世するタイプにも見えない。

長女は子育てがあるから当分は働けないだろう。

けど話を聞くと、子供は大学まで出すという。正気か?と思う(苦笑)

 

 

長女は三人姉妹だし、旦那も三人兄弟だった。

やはり自分が育ったのと同じような環境で育てたいと思うものなのかもしれない。

それ自体は悪いことじゃないとは思うんだけど、時代が違うというのを分かっているのだろうかと、思ってしまう。

 

僕の親の世代は7人兄弟とか当たり前だった。

子供は多い方が家は栄えるだろうから、できればたくさん子供は欲しいと普通なら願うだろうけど、僕は三人が限度だと思った。時代が違うからだ。

 

そして僕は三人の子供を育てたけど、その子供の世代はさらに時代が違うから、子供は一人か多くても二人が限界だろうと思うんだ。その家庭の経済状況を考えて、の話だけど。

 

 

長女夫婦、将来をどう考えているんだろうか。

あの旦那の稼ぎで子供三人を育てて大学まで出せると本気で思ってるのだろうか。

もはや、親と同じことはできない時代なんだと、それがわかっているのだろうか。それがただ心配だ。

 

案ずるより産むが易しとは言うけど、あきらかに失敗だろうと思えるようなことはしてほしくない。

家族全体が不幸になるだけだし、こちらに飛び火するのが怖い。

実はそれが一番怖い(笑)

 

 

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