【自分の会社のことを説明できない社長って・・・】
今日の記事は、
CMS付ホームページ制作の発注を頂いた会社の社長に対しての話だ。
『社長!
自分の会社のことを、
戦略的に15~20秒ほどで喋ってみてください』
これはクライアントに接するときの僕の口癖だ。
簡単なようでとても難しい。
すべての社長さんが、
フリータイムなら理路整然と喋りまくる。
しかし、
その内容は、自己陶酔型が大半を占める。
しかも、
専門外の者には、わかりづらい表現が随所にされるのだ。
会社のこともそう。
ひとつの事業のこともそう。
ひとつの商品やサービスのこともそう。
各々を15~20秒で戦略的に喋ることは非常に難しい。
超端的に1~2秒で喋る社長さんもいらっしゃる。
1~2秒ではダメなのだ。
20秒以上でもダメなのだ。
首尾よく15~20秒以内に収めても、専門用語が羅列され、
専門家以外の者にわからないようであれば、意味がない。
僕の問いにまともに答えるのに、多くの社長さん達は苦労される。
そして、対象は会社から、事業、製品へと移行される。
同じく、それぞれの対象に対して、
戦略的かつわかりやすく15~20秒で答えなければならない。
僕は、中小企業のホームページ制作を請け負う立場として、
その会社のWEB担当者の介在を許さない。
請け負った業務の序盤にあたるヒアリング業務は、
すべて社長さんと接するのだ。
すべて社長さんとよく話し合い、ヒントや導きを与えながら、
ようやく15~20秒トークは完成する。
そして、次のヤマが訪れる。
ホッとした社長に対して、
すごく失礼であり、酷な質問を投げ掛けるのだ。
『では何故、社長の会社でないとダメなんですか?』
『では何故、社長の会社に頼まないとダメなんですか?』
『では何故、社長の会社の製品を買わなければならないんですか?』
主語は、すべて「お客様」だ。
この質問を耳にし、
凄く嫌な顔をされる場合もたまにあるが、
ほとんどすべての社長さん達は、すぐに僕の意図を理解してくれる。
しかし、答えを間違ってしまう。
とても残念なのだが、これが現実なのだ。
この答えこそが、最も大事なことなのだ。
この答えが出れば、僕の仕事の80%は成し遂げたも同然なのだ。
(ここのノウハウは内緒)
つまり、
この問答こそ、
僕のプロフェッショナルとしての仕事の核となる。
僕は、ほとんど紹介でクライアント様を渡り歩いている。
そして、「恐怖の問答」として、
紹介者から紹介先の会社社長へ事前に伝えられる。
発注が決まり、
ヒアリングを行うために僕が訪問することを
多くの社長さん達が半ば期待され、半ば恐れるのも無理はない。
だって、
こんな基本的なことを会社の社長が答えられないのだから。
僕の攻めは、容赦なく社長さんのプライドに注ぎ込まれる。
でも、この攻めが名物となり、紹介営業が成り立つ要因なのだ。
この攻めがあるからこそ、
僕らには存在意義が生まれ、僕らの存在価値が高まるのだ。