今日これからロンドンを発ちます。


ブログがアップされる頃には、飛行機の中かな…




2ヵ月半のヨーロッパ滞在。

訪れた国、14ヶ国。


今回の旅の中で、一番長い滞在期間の大陸。


ずっと憧れていた国や街がたくさんあった場所。




高い物価と戦い続けた貧乏旅でもあったけど、そんな中で様々なものを見て感じて…


過去に世界の中で最もチカラを持った国が散在している場所。


その国の伝統、歴史。

それも太古の昔のものじゃなく、今の僕たちが想像しうる範囲の中のもの。


それを守り続ける人…


その中で新しいものを生み出そうとするエネルギー。



領土も人口も、日本より規模が小さい国がほとんど。

あまりに無知で出てきた僕には、驚かされることの連続だったし、自分の国のアイデンティティーが少しまた明確になった時間だった。



多民族。

さほど大きくない国々が陸続きで隣接する中、ボーダーを越えれば言葉も人種も文化も違ってくる。


過去や現在も続くの争いがある中、生活の上ではそんな気配も見せずに手を取り合って共存する若い世代。


2,3ヶ国語を話せるのは当たり前。


島国で育った僕には想像できない常識があり、苦労・悩みがあり、能力や喜びがあった。



やはりヨーロッパで1番感じたのは、合理性。


システムを構築した上に、自由になる枠(良くも悪くもグレーの部分)が少なからずある。

たぶんその枠はモラルに支えられたエリアなんだろう。

踏み込んだ人の考え方や人間性で、シロにもクロにもなる部分。


その事を考えると、(これも良くも悪くもだけど)日本はシステマチックだなと思うし、固さもある。

たぶんヨーロッパの人たちは理想が高いんだろうな。

ただ、その理想に実態が追いついてない場面も往々に見られたけど。


ここに見習う部分も見つかった。




中南米の時もそうだったけど、長く滞在した大陸を離れるのは少し寂しく感じます。


でも、ヨーロッパはもっと大人になってから(もう十分大人ですが…)来ても楽しいだろうし、まだ行ってない国もたくさんあるから、また来よう。



ここでもたくさんの人との素晴らしい出会いがあり、再会があり。

一人の孤独な旅を散々に助けてもらい… 感謝しきれない程。


ありがとうございます。

また会いたいな。


日本でも、それ以外の場所でも…





気が付けば、残り20日を切っていました。



残すはアジア。


早く帰りたい訳じゃないけど、今は日本に帰ったら自分の国がどんな風に見えて、何を感じるのかが楽しみでもある。


再構築された価値観のフィルターを通して、早く日本を見てみたい!

っていうのが、今の正直な気持ちです。




次の国はインド… だったのですが、何も知らずに急ピッチで計画した今回の旅の準備の段階で、インドの滞在を1週間しか予定してなかった僕。

(しかも、飛行機がデリーin デリーoutにしてしまっていて…)


出会う旅人の先輩方に話を聞くと、「1週間じゃインドは満喫できない上に、その航路じゃインドの良さを感じ始める前に出なきゃいけないよ。」との指摘をたくさんの人から受けた結果…


航空券の日時を変更して、今回インドはトランジットだけにしちゃいました。


でも、乗り継ぎに丸1日あるので…

なんとか、デリー市内だけでも観光を強行してきたいと思っています。

(カレーだけでも食べたい…笑)




安全で清潔なヨーロッパに体が慣れてしまっているから、中南米の時を思い出して

アジアに入らなきゃ。


「危険は自分で回避する」

「どこでも寝れる」

「何でも食べれる」



さぁ、アジアのスタート!



演劇の本場、ロンドン。




街をあるいていると、至るところで劇場に出会います。




将軍の徒然手記




将軍の徒然手記




将軍の徒然手記



ロングランされている有名な舞台から、シェイクスピアの古劇や最新のものまで。



ここに来たからには、やっぱり何か観てみたい!


そんな中で僕が足を運んだのは、これ。




将軍の徒然手記



『ライオンキング』



日本でも公演されている舞台だけど、これを選んだのには理由があって…




昔の知人に、日本の劇団四季のライオンキングにヴォーカリストとして出演されてい

た方がいました。


知り合った時にはすでに退団されていたのですが、その人はその後、他薦で本場ロ

ンドンのライオンキングのオーディションを受けに行き、アジア人としては唯一際異臭

選考にまで残られたのですが、惜しくも落選してしまいました。



帰ってきてから聞いたお話の中で、言っていた事。



アジア人と欧米人とのどうしても埋められない骨格の壁。

そこからくる動きのダイナミックさと、声量の違いを明確に感じた… と。



その言葉が僕の中にずっと残っていて、ロンドンに来たら是非観てみたい!と思っ

ていました。



まだ日本でも観たことなかったので、比較は出来ないけど、何か感じられればいい

なって。



これだけたくさんある舞台の中でも、人気も一入。


ディスカウントショップでも、唯一割引されずに売られているライオンキングのチケッ

ト。




心弾ませて、劇場へ向かいました。





将軍の徒然手記


やはり、すごい人の数。



どこかぎこちなく席について、幕が上がるのを待ちます。




ドゥンベのリズムと同時に始まった舞台。


スタートと同時に登場する、数々の動物にふんした役者たち。



その動きのひとつひとつが、まるで生きた本物の野生動物がそこにいるかのような

動きに、一瞬でその世界観に引き込まれました。


アフリカンテイストがベースの衣装。

そのデザインや色使いも、この舞台の見所のひとつ。

役者ひとりひとりの存在に、芸術を感じさせてくれます。



演出も素晴らしい。

ライティングの色やその変化。

幕間や役者の掃け際にも、違和感や不快感を全く感じない。



それと、たぶん日本の舞台との絶対的な違いの1つだろうこと。

出演者の7~8割が黒人の役者。

それが、ライオンキングの舞台設定に限りなくマッチしていて、演出を高みへを押し上げる要因の1つだと感じました。



主要キャストもさることながら、脇役である草や木の役の出演者達も、その動きひと

つにプロフェッショナルの魂が見られました。


もし将来自分の子供が、文化祭などで木の役になったと嘆く時がきたら、この舞台を

観に連れていってあげたいと思う。


「何でも本気で打ち込んで、それを極めればカッコいいものなんだよ」


って言ってあげたいな。



休憩を挟んで、あっという間の2時間40分。


終わっても、すぐには立ち上がれないような余韻に包まれて、途中、涙が頬を伝って

いたことにも気付かない程、集中してその世界に入り込んでしまっていました。




この旅で出会ったいくつもの感動。


かたちは違えど、間違いなくその中の1つに数えられる。



今日1日だけでもロンドンに来て良かったと思えるような、そんな素敵な時間でした。





舞台中はさすがに憚られたので少なくなってしまった写真の変わりに、ロンドンの

夜景を。



将軍の徒然手記


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ロンドンから列車で1時間半。



田舎町、ソールズべりー。



将軍の徒然手記




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野花の香りやさしく、秋風が揺らす木々の梢と小川のせせらぎの音が心地よく耳を通り抜ける。



目にも耳にも心にも優しく、美しい田園風景。




将軍の徒然手記




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エネルギッシュな大都会ロンドン。



その喧騒に少し疲れた人には最適のデイトリップです。




将軍の徒然手記





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そびえ立つ大聖堂も、取巻く観光客の数の違いで、また違った感じ方が出来るはず。




そして、この田舎町からバスで走ること30分。


さらに田舎へ…




将軍の徒然手記


もう見渡す限り畑しか見えない、北海道のような光景。





そこに現れるのが、そう。


ストーンヘンジです!





将軍の徒然手記



円陣上に並んだ立石の遺跡は、紀元前2500年前から紀元前2000年前に建てられ

たと言われています。




将軍の徒然手記



昔は、魔術師マーリンが巨人を使って石を運んだとか、悪魔が作ったなどと言われ


ていた時代もあったそう。




将軍の徒然手記



現在の見解では、天文学的な意味のある祭壇として作られた遺跡だと考えられてい


ます。



門の形のように縦と横に配置された組み石には、接合部に凹凸の加工が施されて


倒れにくくなっていたり、夏至の日にはヒールストーンと呼ばれる石と、中心にある祭


壇石との直線状に太陽が昇るように建てられていたりと、当時の高度な建築技術と


天文学の発達がうかがえます。




将軍の徒然手記




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今の時代、普段の生活の中で「暦を知る」ためには、カレンダーを眺めれば済む。




でもこの旅の中で、太陽の位置で方角を調べたり、大体の時間を感じたりしている


と、昔の人々がこうやって暦を知り、季節の移り変わりを農作業に反映させていたこ


とが、どれだけ彼らの生活に必要だったかが、少しだけど体で理解した気がする。




今の様々な便利なものやシステムは、過去の多大な賢人たちの努力と研究の上に


成り立っているんだな、とささやかながら感謝した1日でした。




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