こんばんはプロ野球は一応交流戦が終了して、東北楽天イーグルスが初優勝を飾りました
我がバファローズは途中で7連勝をしましたが、やはり詰めの甘さが出たのか?上位には来たものの優勝を逃す結果となりました
まぁ今年はここまでリーグ戦は5位に低迷して、しかも戦力もボロボロの中、良くやったと思います。まぁリーグ戦再開までちょっとだけ時間はありますが、何とか立て直してくれると思います。
さて今回は3歳馬です。これまで1勝クラス、2勝クラスと2回に分けて傾向と対策を練りましたが、果たして3勝クラスではどうでしょうか?見てみることにしましょう。
ということでまずは説明からです。前回の2勝クラスでは収得賞金について説明しましたが、3歳の5月までオープンだった馬が、どのようなパターンの馬が6月以降に3勝クラスのクラス分けされるのか見てみると。
①新馬、未勝利勝ち+2歳1勝クラス勝ち+2歳オープン特別勝ち(リステッド競走を除く)
②新馬、未勝利勝ち+1勝クラスがち+G・Ⅱ、G・Ⅲ2着1回
③新馬、未勝利勝ち+G・Ⅱ、G・Ⅲ1勝のみ、新馬、未勝利勝ち+G・Ⅱ、G・Ⅲ2着複数回
新馬、未勝利勝ち+G・Ⅰ2着1回
ということでつまり前回示した収得賞金額とクラスの突破しなければならない収得賞金額と照らし合わせて、収得賞金額が3歳6月までに1001万円以上1600万円以下の馬は3勝クラスにクラス分けされるのです、これはいくら重賞を1回勝ったからといっても時期によってはオープンに残ることができないパターンもあって、まぁこれはいわゆる早熟タイプには厳しいことになっているわけですかねぇ
それでは今回は時期によっての年齢別の成績を見てみましょう。データは過去5年分です。
まずはクラス編成直後の6月のみの成績を見てみましょう
6月の3歳以上3勝クラス年齢別成績
着度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
3歳馬 0- 0- 1- 7 0.0% 0.0% 12.5% 0 16
4歳馬 39-35-39-286 9.8% 18.5% 28.3% 79 90
5歳馬 30-34-35-306 7.4% 15.8% 24.4% 100 99
6歳馬 7- 7- 2-194 3.3% 6.7% 7.6% 55 43
7歳馬 2- 1-0- 82 2.4% 3.5% 3.5% 142 27
8歳馬 0- 1-1- 36 0.0% 2.6% 5.3% 0 224
ということで、6月の3歳以上1勝クラス、2勝クラスでは大活躍だった3歳馬が、3勝クラスでは未勝利どころか、連対すら果たせず3着に1頭のみ好走しているだけでした
ただそもそもこの時期にこのクラスで3歳馬が出走できたのが8頭しかいないので、まぁこの時期には無理して3歳馬を狙わなくてもいいですね。一応ここでは3歳馬の取り扱い方を考察しているので、この時期のレース自体の狙い方の考察は割愛します。
続いては7,8月のいわゆるローカル場での開催での3歳馬の狙い方を見てみましょう
3歳馬 6- 8- 7- 29 12.0% 28.0% 42.0% 41 76
4歳馬 48-51-53-415 8.5% 17.5% 26.8% 66 75
5歳馬 38-43-34-444 6.8% 14.5% 20.6% 121 89
6歳馬 20-10-19-245 6.8% 10.2% 16.7% 196 96
7歳馬 3- 5- 5- 95 2.8% 7.4% 12.0% 45 108
8歳馬 2- 0- 1- 39 4.8% 4.8% 4.8% 71 38
ここでは数値はすべて優秀なのですが、回収率がよろしくなく人気になりやすいので、人気の3歳馬を素直に狙うということですね。ちなみに内訳を見てみると7月に勝った馬が1頭で残りは8月で勝った馬がほとんどで、競馬場別では新潟コースが圧倒的に、逆に小倉は最も悪いことがわかりました。この時期で3歳馬を狙うのなら、8月の新潟コースということでしょうか。後は人気馬のみは当然です。
続いては9月です。
3歳馬 6- 6- 6- 26 13.6% 27.3% 40.9% 46 76
4歳馬 35-36-38-313 8.3% 16.8% 25.8% 69 79
5歳馬 29-35-27-347 6.6% 14.6% 20.8% 120 94
6歳馬 14- 6-13-174 6.8% 9.7% 15.9% 200 78
7歳馬 2- 4- 3- 64 2.7% 8.2% 12.3% 39 139
8歳馬 1- 0- 1- 21 4.3% 4.3% 8.7% 53 46
ここでも多少数値の大小はありますが、3歳馬がすべての数値でいい数値を出ていましたが、またしても回収率はいまいちですので、ここでも人気馬だけを狙うということでしょうね。ここも内訳を見てみるとなんと新潟で5勝という結果となっていました。新潟の最終週がちょうど9月なので、9月第1週の新潟開催の3勝クラスは7,8月と同じことになっていますが、逆に阪神(今年は中京)中山では無理して3歳馬をこのクラスでは狙わなくてもいいですが、そもそもこの時期は秋華賞、菊花賞トライアルがおこなわれるので、そちらに向かっているということでしょうかねぇ
では最後は10月以降の3勝クラスの年齢別の成績を見てみましょう
3歳馬 100- 79- 59- 366 16.6% 29.6% 39.4% 68 84
4歳馬 125-127-129-1168 8.1% 16.3% 24.6% 87 78
5歳馬 56- 62- 79-1019 4.6% 9.7% 16.2% 62 72
6歳馬 15- 23- 22- 506 2.7% 6.7% 10.6% 62 63
7歳馬 2- 5- 8- 174 1.1% 3,7% 7.9% 12 66
8歳馬 0- 2- 1- 101 0.0% 1.9% 2.9% 0 15
ということでまたまた3歳馬がすべての数値で一番いい成績を収めていました。しかも勝利数が4歳馬との差がだいぶ小さくなっていました。回収率も単回収率はともかく、複回収利率はだいぶ100に近いところまで来ていました。でここでも内訳を見てみると距離別でみてみると2000m以下まではどこの距離でも狙えそうですが、1600mはいまいちでした。あと回収率的にみてみるとダート>芝ということで、芝は人気馬を、ダートは人気薄を狙うのですが、距離的には1600~1900mくらいだと思います。
ということで総括すると3歳以上3勝クラスでは6月が最も3歳馬が活躍できないことになっていて、7月以降は年末に向けて徐々に3歳馬は好走できそうになっているというわけで、競馬場別では新潟コースがいいようで、これは夏開催は当然ですが、秋の第3場の開催でも狙ってもいいと思います。
ということでまとめです。
6月の3歳以上3勝クラスでは3歳馬は狙わなくてもいい
7,8月は新潟コースは3歳馬を狙ってもいいですが、それ以外は人気馬を狙うという戦法でもいい
9月は中山、阪神(今年は中京)では意外と狙いずらい
10月以降は人気でなくてもいいが、10月の新潟でも問題なく狙える。
基本人気になりやすいので、10月以降は芝のレースで人気薄の3歳馬の激走は期待できそうにない
ということで今回はここまでです。いよいよこのテーマも最後です。次回はオープンクラスを考察したいと思います。
それではまた