こんばんはさてすっかりダービーが終わって、のんびりしてきましたがもう今週末から函館競馬が開幕
ということはここから長く続く夏競馬が始まるということで、今回はこの予想ブログでおなじみの夏期限定馬券術の登場です。今年は小倉がいつも8月の開催ではないので、いつもと違うことになりますが、北海道はいつも通り函館3週間X2、札幌3週間、4週間のの順となっているので、今週末から始まる函館で役に立つであろう、予想法?で乗り切るためにいろいろと傾向と対策をやっていこうと思います。
ということでまずは例によって、脚質別傾向を見てると次のようになりました。ちなみにデータは特に断りがなければ2019年から昨年までのものを使用します。
着度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
逃げ: 51-27-26-106 24.3% 37.1% 49.5% 214 130
先行:105-105-89-302 17.5% 34.9% 49.8% 151 128
差し: 24- 41-62-773 2.7% 7.2% 14.1% 24 55
追い: 3-6-5-597 0.5% 1.5% 2.3% 5 13
マクリ:7-11-8-25 13.7% 35.3% 51.0% 192 171
ということで前にいったほうがいいという結果がこれだけでもわかると思います。まぁ基本的にはダートの競馬は前でレースを進める馬がいいのは京都や中京などを見ればわかると思いますし、逆に東京や阪神のほうがまれであるとみてもいいわけで、差し、追い込みではこのコースもあまりいい結果になっていないようで、狙っても人気馬くらいでいいと思います、あとマクリもこのコースはすべての数値で高い数値を示しているので、 マクリもいいようですが、少なくても4コーナーでは先頭を射程圏内に置いている馬でないと厳しいとみてもいいと思います。
で開幕週だけ見たらどのような傾向を示しているのか?見てみると
過去5年の1回函館1,2日目の脚質別成績
逃げ:11-9-7-25 21.2% 38.5% 51.9% 98 97
先行:28-20-19-72 20.1% 34.5% 48.2% 142 120
差し:5-12-17-169 2.5% 8.4% 16.7% 11 63
追い:0-0-1-146 0.0% 0.0% 0.7% 0 0
マクリ:2-5-2-7 12.5% 43.8% 56.3% 124 116
ということで開幕週だけでも見ても逃げ、先行馬が有利で、着度数なら逃げ馬、回収率を見れば先行ですが、ひとつ前でも見たとおり、4コーナーで先頭を狙える馬でないとここでは厳しいということですね。
続いて馬番別成績をトップ5まで見てみると
1位:馬番⑧:21-18-14-134 11.2% 20.9% 28.3% 72 61
2位:馬番⑤:19-15-17-137 10.1% 18.1% 27.1% 59 72
3位:馬番③:19-11-16-143 10.1% 15.9% 24.3% 56 75
4位:馬番④:18-19-12-141 9.5% 19.5% 25.8% 71 68
5位:馬番②:18-17-22-132 9.5% 18.5% 30.2% 78 88
ということでここでは内枠の馬が固まっていますが、真ん中よりやや外の馬番⑧がもっともすべての数値で高い数値を出していましたが、回収率だとまぁまぁな数値だと思います、2,3位になるとこの回収率だと人気馬でないとちょっと信頼度が下がるということになるようです、で私が好んで狙っている馬番②がトップ5の中では回収率だけ見るとこの中では最もいい回収率を出していました(といっても水準レベルですが)ちなみに回収率だけ見ると単回収率トップは馬番①で130%、複回収率だと馬番②で88%内らち沿いの2頭が回収率ベースでとおいしい配当をもたらしてくれているようなので、ここは抑えてもいいと思います。
続いては騎手別です。こちらもトップ5です。
1位;横山武史:19-12-10-72 16.8% 27.4% 36.3% 88 71
2位:藤岡佑介:15-8-5-47 20.0% 30.7% 37.3% 121 82
3位:吉田隼人:13-10-13-64 13.0% 23.0% 36.0% 191 107
4位:横山和生:11-9-9-63 12.0% 21.7% 31.5% 112 108
5位:ルメール:9-2-4-20 25.7% 31.4% 42.9% 70 67
まず3位の吉田隼人騎手は現在戦線離脱中で5位のルメール騎手も3回東京開催が終了するまでは函館参戦は重賞があるときだけなので、1回開催は不在となるので、数値は少ないのは仕方ないですが、それでも勝率、連対率、複勝率はトップをたたき出しているので、回収率は仕方ないですが、人気なら逆らわないほうがいいと思います。でその2名を除くと横山兄弟はここでは優秀で、まぁ弟の武史騎手がここでは好成績を出していました、人気ではまず逆らわないほうがいいと思います、逆に兄の和生騎手は回収率ならこちらでもいいと思います、ただこの2名は重賞だと不在となることがあるので、それならば藤岡佑介騎手を挙げておきます、勝率、連対率、複勝率もいいのですが、単回収率は100を超えているので、3着内に来る回数もそうですが、回収率もいいので、おいしい配当を届けてくれると思います。
種牡馬成績を見てみるとロードカナロア産駒とルーラーシップ産駒がともに9勝を挙げていて、2,3着の回数だけでロードカナロア産駒が好成績を挙げていました。ダート1700mは一見すると中距離系に分類しますが、前走ダート1400mからの好走もあるので、短距離系の種牡馬のロードカナロア産駒がここでも好成績を収めているのはわかると思います。後ルーラーシップはやはりパワー系の種牡馬の代表格なので、正反対の2頭ですが、この2頭の産駒は抑えておきたいですね。その次が3冠馬オルフェーヴル産駒で、こちらは芝もダートもというルーラーシップ産駒と同じ香りがしますね。そのあとがダートの短距離系の種牡馬のヘニーヒューズ産駒が続いて、そのあとにジャスタウェイ産駒が続いてそのあとにようやくサンデー系のキズナ、ブラックタイドの産駒が続く結果となりました。つまりこのコースではサンデーのような軽快ないい脚をもつ馬にはきついといってもいいと思います。
最後は前走コース別を見るのですが、さすがに過去5年分を函館開催全日を取ると前走函館ダート1700m組がもっともいい数値を出すので、ここでは開幕週だけの数値を過去5年分を出してみました。
1位:新潟ダート1800m:5-7-7-35 9.3% 22.2% 35.2% 47 85
2位:京都ダート1800m:4-4-3-20 12.9% 25.8% 35.5% 49 110
3位:阪神ダート1800m:3-2-4-18 11.1% 18.5% 33.3% 25 102
4位:中山ダート1800m:3-1-2-22 10.7% 14.3% 21.4% 31 43
5位:京都ダート1400m:2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0% 435 193
ということで上位4位までダート1800mからの参戦馬が多く占めて、特に直線平坦の新潟、京都のダート1800mが好成績を収めていました。でこれを見ると春の開催を切り上げてここに参戦してきた馬がいい成績を収めていますが、なぜか福島ダート1700mからの参戦馬は未勝利で、2着は1回、3着は5回という有様、逆に京都ダート1400mから参戦してきた馬は少ないですが、複勝率が50%、つまり2回に1回はこの距離を前走に使っていた馬がここで好走していたようなので、前走京都ダート1400mは50%の確率に賭けてもいいと思います。もちろん回収率もいいので、ここは抑えておきたいですね。
ということでまとめです。
逃げ、先行が有利で、マクリも決まることがあるので、4コーナーで先行集団にいなければノーチャンス。
内枠有利ですが、馬番は⑧が好成績、回収率を考慮するのなら、馬番①②を抑えたい。
横山兄弟がいいものの、重賞がほかのコースでおこなわれるときは不在となりやすいので藤岡佑介騎手がおすすめ、
ルメール騎手は2回開催からの狙いとなる
ロードカナロア産駒とルーラーシップ産駒が優勢で、サンデー系の種牡馬は大苦戦
直線平坦の京都、新潟のダート1800mを前走に使ってきた馬が優勢、福島ダート1700mは大苦戦。
距離延長組なら、京都ダート1400mが面白い
ということで今回はここまでです。
次は開幕週が終わってから今年の傾向を出したいと思います。
それではまた