プリンシパルステークスの傾向と対策 | ヤングのブログ

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こんばんはニコ本日2度目の更新です。今回はテコ入れです。ダービートライアルのリステッド競走プリンシパルステークスの傾向と対策をやります、また凝りもせず推奨馬券も披露します。

 

プリンシパルステークスはもともとはダービートライアルとして行われていたNHK杯が廃止されるのに伴って創設されたオープン特別で、できた当時は芝2200mで行われていました。その後、新潟競馬場が右回りコースから、左回りコースとなり、日本一の直線の長さになったために、それに匹敵するために東京コースのゴール板の位置を1コーナー寄りに少しずらすことを実施したために、芝2200mのコースが設定できなくなったためにNHK杯と同じく芝2000mに距離を短縮して今に至るわけです。ちなみにNHK杯はダービートライアルの老舗のトライアル重賞で、昭和40年代から50年代までは多くの馬が、皐月賞からNHK杯をたたいて本番のダービーに臨んだくらい有力馬が多く出走するレースとなりましたが、ローテー的にはさすがにきつく、昭和48年に弥生賞、スプリングステークス、皐月賞、NHK杯と連戦連勝で来ていた第1次競馬ブームをけん引していたハイセイコーでさえもこのローテーが災いしたのか?本番のダービーではライバル、タケホープの3着に敗れるということになったところからもわかると思います。

それでは今回も過去10年のローテーから見てみるとと行きたいですが、2019年は途中で雹が大量に降ったために、レース自体が中止になり代替されることもなかったので、2013年から2019年を除いての過去10年分です。

 

1勝クラス:13

 

すみれステークス、弥生賞、毎日杯、共同通信杯、皐月賞:各2

 

スプリングステークス、未勝利、若葉ステークス、ファルコンステークス、伏竜ステークス:各1

 

ここも例にもれず前走1勝クラス組が多数派となりました。後で深堀するとして、それ以外だと未勝利から、G・Ⅰまで、さらに距離も1400mから2000mまでバラエティーに富んでいて、挙句にはダートからの参戦馬もいるありさま これでは傾向というのが見つけづらいのですが、このレースに限っては2000m以下ならどのレースでもいいということでしょうかねぇ、すみれステークス組が1頭しかいないものそのようなことだとみてもいいと思います。

 

では深堀ですが、ここも前走レース別でみてみると次のようになりました。

 

山藤賞:5

 

はなみずき賞:3

 

大寒桜賞、黄菊賞、ひめさゆり賞、フリージア賞、ゆりかもめ賞、中山芝2000m、山桜賞:各1

 

ということで山藤賞組がほかの組を圧倒していることになりました、それを含めてもほとんどが芝2000mを使った馬が多数派となっているので、前走1勝クラス組は芝2000mのみをチョイスすればいいとなっていて、2200m、2400mまでなら問題ないですが、そこまであてにしなくてもいいと思います。逆を言えば、1800m以下から来た馬は消しでもいいと思います。

 

続いて着順と人気を見てみましょう

 

2023年  ③→⑤→⑥   2番人気→1番人気→3番人気

 

2022年  ⑧→④→⑨   6番人気→9番人気→14番人気

 

2021年  ②→⑥→⑭   2番人気→3番人気→9番人気

 

2020年  ①→②→③   2番人気→3番人気→10番人気

 

2019年  中止

 

2018年  ⑥→⑬→⑨   1番人気→3番人気→6番人気

 

2017年  ⑧→①→⑦   1番人気→2番人気→8番人気

 

2016年  ①→⑤→⑫   7番人気→8番人気→3番人気

 

2015年  ⑯→⑨→①   1番人気→8番人気→18番人気

 

2014年  ⑨→⑪→⑤   1番人気→2番人気→6番人気

 

2013年  ⑥→⑨→⑧   7番人気→1番人気→2番人気

 

これは面白い傾向というべきなのでしょうか、2019年を境に人気の方はガラッと変わりました、まずは2013年から2018年までは1番人気馬が6年で4勝、しかも2着も1回来ているので、6年間で5回は1番人気馬は馬券圏内に来ていたということになりました。また7,8番人気馬もここではいい成績を残していて、7番人気馬は2勝2着0回3着0回、8番人気馬は0勝2着2回3着2回と6番人気馬を含めてもいい仕事をしていました。ところが2019年を挟んで2020年からはガラッと傾向が変わり、それまで1番人気馬が好成績を収めていたのがウソのような体たらくぶり、昨年2着に来てたのが唯一の好走例で、その穴を2,3番人気馬が穴埋めしているということになっていました。馬番別の成績を見ると次のようになりました。

 

1位  :馬番⑨、5回

2位タイ:馬番①⑥、各4回

4位タイ:馬番⑤⑧、各3回

 

ということでここでは真ん中から内の馬番が好成績となりました。これは東京芝2000mの傾向よりも極端で、ここまではっきりとしているのも珍しいと思います。後これはこの傾向と対策ではあまり扱わないのですが、意外にもこのレースは逃げ、先行有利の傾向が出ていて、どの馬が逃げるか?見つけた時点でほぼ確定のようなレースとなっています。それもあって真ん中よりも内の馬番が有利ということでしょうね(外枠の逃げ。先行馬は位置を取るのに脚を使いますから、それでも希望の位置を取れる保証はないですしねショック)上位の人気別成績を見ると次のようになりました。

 

1番人気馬4勝2着2回3着0回

2番人気馬3勝2着2回3着1回

3番人気馬0勝2着3回3着2回

 

ということで過去10年前後分けずに成績を取りましたが、やはり1,2番人気馬が優秀ですね。その一方で4,5番人気馬がさっぱりで、そのあとは7,8、9番人気馬がよく、10番人気以降の馬は3着に3回だけなので、人気ではそこまで気にしなくてもいいですが、一応傾向として知っていてもいいと思います。

 

それではまとめです。

 

1勝クラス優勢、芝2000m以下のオープン以上のレースなら無理に嫌う必要はなし。

山藤賞が1勝クラス組では優秀。一応芝2000mのほうがいいものの、1800~2400mまでなら問題なし。

逃げ、先行馬が有利、逃げ馬を見つけ出せればほぼ予想は完成。

馬番は真ん中より内枠が有利。

1,2番人気馬が好成績、4,5番人気馬はさっぱり。7~9番人気馬が盛り返す。

10番人気以降の馬も一応ちょこっとは来るのですが、無理にまでチョイスする必要はない。

 

ということで例によって推奨馬券の披露のコーナーです。今回はこちらです。

 

三連複フォーメーション

 

1頭目:1,2番人気馬+馬番⑨

2頭目:1,2,7,8,9番人気馬

3頭目:馬番①⑤⑥⑧⑨

 

逃げ、先行馬を多めにチョイスすること

 

ということで今回はここまでです。傾向と対策は次回はNHKマイルカップを取り上げます。

 

それではまたバイバイ