おはようございます今日の外国人騎手の短期免許制度の開始後にその制度を使って来日し、その後の短期免許制度の礎となり多くの外国人騎手を日本へ導いてくれた先駆者、オリビエ・ペリエ騎手がこのほど騎手生活からの別れ、つまり引退を発表をしましたもともとフランスでもトップクラスに君臨していたペリエ騎手でしたが、近年は乗鞍が激減しかも同時代を生きてきた仲間も続々と引退していく中、自分ももう潮時だと感じたのか?今回の発表となりました日本では藤沢先生とのつながりが特に強く、シンボリクリスエスやゼンノロブロイなど多くの馬で国内のG・Ⅰを勝ちまくり、さらに短期免許期間中は大活躍で日本には出稼ぎにきているのか?といわれるほどたくさんの大レースを勝ちまくっていましたただ彼が日本で活躍してくれたことで、その後のミルコ・デムーロ、ルメール騎手のように日本での通年の騎手免許取得に大きく貢献したばかりか、多くの外国人騎手を日本での騎乗に導いてくれたことによって、日本人騎手の技術力向上に寄与してくれましたし、また日本での騎乗後でも彼らの拠点地だけでなくほかの国でも大活躍することにつながったのは言うまでもありません(まぁ名前を挙げればきりがないのでここでは割愛しますが)まぁ本人が決めることですので、まだ活躍できそうだとは思いますが、残りの人生をゆっくりと過ごしてくれて、また日本に来日した時には日本の競馬を楽しんでくれればと思います。まずはお疲れさまでした
さて今回は延び延びになった振り返りです。今回は2回中山、1回阪神、1回中京でおこなわれた、まだ振り返っていない重賞、オープン特別を振り返り1勝クラスのレースも何レースか取り上げます。いつものことですが今回取り上げるレースでの各馬の評価をその当時のものです。
まずは重賞からです。
まずは重賞からです。
中日スポーツ賞ファルコンステークス (G・Ⅲ) 勝ち馬:ダノンマッキンリー
中京芝1400mで行われた、1400mの3歳重賞。このレースからNHKマイルカップへの足掛かりとする馬もいれば、葵ステークスからサマースプリントシリーズにむけてとするのか、路線を決める意味でも大事なレースですが、前走のクロッカスステークスではいまいち伸びきれなかった高額取引馬ダノンマッキンリーが今回はおしまい差し切って勝利をもぎ取り、クロッカスステークスでは粘って2着とした、オーキッドロマンスが2着、人気のソンシが3着に入りました。
ダノンマッキンリーは今回は直線でスムーズに外に出して差し切り勝ちを収めましたただ今回は仕上がっていたので、次はどうかとなると半々ですが、1400mはあっていると思います。
オーキッドロマンスは自分のペースを守って先行できたのはよかったと思います。1400mもあっていると思います。
ソンシはうまく内を通ったのですが、直線で進路がなく不完全燃焼での3着でしたマイルはいけると思いますので、NHKマイルカップに出走がかなえれば面白い存在になると思います。
私の本命だったロジリオンは最後の直線では詰まってしまいました今回は参考外にしてもいいと思います。
シュトラウスは出遅れたのはこの馬にはよかったのですが、さすがに今回のレースだけを見るとよくなかったようでした。
今年の中京は正月開催がなかったので、昨年暮れ以来の開催だったの開幕2週目にもかかわらず馬場がそこまで荒れていなかったのも、最後の直線で包まれたり、進路を見いだせなかった馬がいたので、その点は気にしてもいいと思います。
フラワーカップ (G・Ⅲ) 勝ち馬:ミアネーロ
いよいよオークスに向けてのレースもこのレースから始まりを見せようとしていますが、今年は人気上位馬が上位を占めました。
ミアネーロはスタートしてから道中はじっと内で我慢をしていて、直線でもうまく内を使って勝利を収めましたこの馬はキレはあると思いますが、キレが一瞬しか使えないかもしれませんね
ホーエリートこの馬はスローのキレ勝負よりも、今回のようなペースが流れてくれた方がいいと思います。
カンティアーモはうまく馬群をさばけたと思いますが、この馬もキレよりも持続力勝負で力を発揮するタイプだと思います。
カニキュルはピッチ走法なので、大味な競馬をするよりも小回りコースでうまく立ち回った方がいい馬のようだと思います。
一応このレースからフローラSを挟んでオークス又は直接オークスに向かう馬がいるのですが、中山だとペース次第で、いろいろな馬が台頭しますが、東京だとやはりキレ勝負になりやすいので、そこの巧拙は間違った判断にならないようにすべきでしょうね。
続いてオープン特別です。
すみれステークス 芝内2200m 勝ち馬:サンライズアース
過去の勝ち馬の中にはのちの大活躍する馬もいますが、なかなか皐月賞にはつながらない、芝の中距離のレース。今年は途中で動きがあって見る分には面白いレースとなりました。
サンライズアースはスタートはそこそこで後ろからレースを進めましたが、3コーナー手前から動いて先頭集団まで押し上げて、直線で先頭に立ってそのまま押し切り勝ちを収めました 今回は騎手のファインプレーだったと思います。
ジューンテイクはスタートは普通でしたが、外に出して後方の外目からレースを進めました。4コーナーで外に出すときに他馬に迷惑をかけましたが差して2着を確保しました。おしまいのキレは良いようでした。
メリオーレムはスタートは決まりましたが、控えて4番手の内から。4コーナーは内に行ったのですが伸びきれず3着でした。もう少し前でレースを進めていてもよかったのかもしれませんね。
マーガレットステークス (L) 芝内1200m 勝ち馬:ナナオ
3歳スプリント路線の開幕を飾るリステッド競走、函館2歳ステークス2着で、もみじステークスの覇者ナナオがオープン2勝目を上げました。
ナナオですが、今回は内の2番手からレースを進め、最後は逃げた馬を交わしての勝利となりました今回のような渋った馬場は得意なので当然の結果ですが、まぁきれいなパンパンの良馬場ではこうはいかないので今後の課題だと思います。
ピューロマジックはハナを切って自分の展開に持ち込んだのですが2着でした今回は相手を褒めるべきでこの馬のレースが出来たのはよかったと思います。
人気のビッグドリームはスタートは決めたのですが、道中は中団の内を追走。直線で前をカットされたのもありましたが伸びきれず敗退となりました 馬場が合わなかったのもあったかもしれませんね。
昇竜ステークス ダート1400m 勝ち馬:チカッパ
今年からダートの重賞は南関東で、すべての3歳クラシックロード(羽田盃、東京ダービー+トライアルや前哨戦的レース)がダートグレードに格付けされたので、一応昨年まで春シーズンの目標レースだった兵庫CTが今年から距離短縮されたので、そこに向けても重要なレースとなるのではないかと思うレース、しらんけどチカッパが逃げ馬を交わしてオープン初勝利となりました。
チカッパはスタートを決めて2番手からレースを進め最後は逃げ馬を交わして勝利を挙げました。ただ逃げ馬を楽にいかしたので交わすのに時間がかかったところが、今後の課題かもしれませんね。
ジョージテソーロは内枠からハナにいって、直線でも粘りに粘って最後は交わされたものの2着は確保しました。ハナ切れればしぶとい口でこの内容なら次の勝利も近いかもしれませんね。
ナスティウェザーはスタートはゆっくり出て、中団よりやや後ろの真ん中あたりを追走、4コーナー出口で外に出すとそこから差してきて3着となりました。おしまいのキレはいいものを持っていると思います。
フラムリンガムはスタートは普通で中団の外を追走、3コーナーから動いて外から差してきましたが5着、途中でいき脚が鈍ったのが直線の坂が堪えたのなら、直線の坂は苦手かもしれませんね。
続いては3歳1勝クラスのレースを何レースか取り上げます。今回は行われた順です。
1回阪神2日目5R 3歳1勝クラス ダート1200m 勝ち馬:ネグレスコ
逃げた馬を最後はかわして、いったいったの結果にになりました。
ネグレスコはスタートを決めて2番手からレースを進めて残り200mあたりで逃げ馬を交わしての差し切り勝ちを決めました。さすがに逃げ馬を楽にいかせたぶんかわすのに苦労したようでした。
ミライテーラーはスタートを決めてハナへ行ってしぶとく粘って2着。ハナ切れれば自分のレースはできると思います。
インユアパレスはスタートで躓き、3コーナーで他馬と接触してレースになりませんでした。次こそは行けると思います。
1回阪神3日目6R 3歳1勝クラス ダート1800m 勝ち馬:ハビレ
芝1400mの1勝クラス。ハビレが2勝目を上げました。
ハビレは道中はいきたがっていましたが、能力の高さで勝利をものにしました。1400mあたりがいいと思います。
ポルポラジールは大トビの馬なので、ハナにさえいければ次も好走できると思います。
テンカジョウは上位2頭はともかくこのペースで差してきての3着でした。ただ今回は展開が向いただけで、次もこのようにいくかどうかはわかりませんね。
メイショウカシワデはこの馬はマイペースですんなりいければ力を発揮できると思います。
あざみ賞 芝1200m 勝ち馬:アンクルクロス
小倉開催後半の芝の短距離の1勝クラスの特別戦。アンクルクロスが2勝目を上げました。
アンクルクロスは先行集団を見る感じの位置でレースを進めて、4コーナーでは外に出して差し切り勝ちを収めました。おしまいのキレは良いものを持っていると思います。
クールベイビーは楽にハナを切って2着に粘りました。前半が速いペースの方が力を発揮できる馬なので、コースやメンバーが変わる次もうまくいくかはわかりませんね。
ワールドシリーズはスタートは遅れましたが、うまく内に入れて4コーナーへ、うまく抜け出すスペースはあったのですが伸びきれず。きれいな馬場ならうまくいったかもしれませんね。
1回阪神6日目5R 3歳1勝クラス 芝外1600m 勝ち馬:ディスペランツァ
ソコソコメンバーのそろった芝のマイルのレース、ディスペランツァが2勝目を挙げました。
ディスペランツァは出遅れたものの、ためにためて差し切り勝ち。直線が長いコースがあっていると思います。
マイネルティグレは短い距離でしぶとく粘るレースが得意で、今回はそれが良かったと思います。
アルトゥームはマイルの距離のめどが立ったことはよかったと思います。
ジャスティンアースは直線に坂のあるコースは合わないかもせれませんね。
1回阪神6日目6R 3歳1勝クラス ダート1400m 勝ち馬:ロードフォアエース
1つ前のレース同様メンバーがそろった感のあるレース、ロードフォアエースが逃げ切り2勝目を挙げました。
ロードフォアエースはすんなりハナに入って逃げ切り勝ちを収めました。上のクラスでもすんなりハナを切れればいいと思います。
ニホンピロカラットはダート1400mなら次も行けると思います。
ストレングスは今回は内で砂を被ることは回避できましたが、やはり砂を被るのはよくないかと思います。砂を被ることになれるか、砂を被らない位置でレースを進めれればだと思います。
タイセイレスポンスはダートよりも芝の方があっていると思います。
2回中山6日目6R 3歳1勝クラス ダート1800m 勝ち馬:サトノエピック
フルゲートでおこなわれたダート1800mでおこなわれた1勝クラスのレース、2番人気のサトノエピックが2勝目を挙げました。
サトノエピックはスタート普通で先行集団の後ろから4コーナーでは外の集団にいったんは前に出られましたが、スペースが出来てからよく伸びて勝利をもぎ取りました。一旦交わされたときにためれたのが良かったと思います。
メイプルタピットはスタートは決めたのですが、控えて後方から。3コーナーからまくって一旦は先頭に立ちましたが2着でした。いい目標にされたと思います。
アンクエンチャブルは砂を被ってしまいレースになれず敗退。次は東京コースの外枠で期待。
2回中山6日目7R 3歳1勝クラス 芝外1200m 勝ち馬:アララララ
アララララが順当に勝ち上がりました。
アララララは今回は順当に勝利を収めました。次も1200mがいいのですが、しばらくこの馬に適した条件のレースがないので、無理して合わない条件のレースに出走するか?それともこの馬の条件に合うレースが出てくるまで休ませるか?ではないでしょうか。
クオレスは2,3番手の真ん中からレースを進めて、4コーナーでは差を詰めようとしましたが、詰めきれず2着でした。今回は相手が上手だったと思います。
レイニングキャットはスタート失敗。2の脚で前に付けることができ、最後は内から差してきましたが3着。スタート失敗が痛かったようです。
1回阪神7日目6R 3歳1勝クラス 芝内1200m 勝ち馬:トーラスシャイン
トーラスシャインが逃げ切って2勝目を挙げました。
トーラスシャインはハナにいって自分のペースで逃げて押し切り勝ちを収めました。楽に行けたのもよかったと思います。
ロードマイライフはスタートうまくいかず後ろからいって、3コーナーで外から差を詰めましたが2着。スタート失敗が痛かったと思います。
バンドシェルは結果的には脚を余す内容。ただ1200mは合っているかもしれませんね。
ということで今回はここまでです。
次回は3回中山、2回阪神の重賞、オープン特別を振り返り、1勝クラスを何レースか取り上げたいと思います。
それではまた