こんばんは本日2度目の更新です。傾向と対策です。今回はダービートライアル重賞のテレビ東京杯青葉賞です。
ダービートライアルは長らくNHK杯が君臨していましたが、このレースはもともと始まりはダービー指定オープンというのが始まりで、ただダービーまでのレースでは唯一の芝2400mのレースであって(未勝利戦でも1勝クラスでも1鞍も組まれていませんでした)つまりこのレースができるまではどの馬も芝2400mを経験することがなく、本番に向かうことになるわけでした。その後このレースが唯一の芝2400mを経験できるということから重賞に格上げ
優先出走権も2着までから、3着までに拡大
その後このレースからダービー2着馬を輩出する例が出てき始めたので、さらにNHK杯(G・Ⅱ)が廃止されることからこのレースがG・Ⅱに昇格しました
しかしローテーションの多角化によりといううまい言い訳?のためにこのレースを含めて、ダービートライアルは優先出走権を1枚はく奪されて、このレースは3着までだったのが2着まで優先出走権が減少
今に至るわけですが、それを含めて、ダービートライアルにかかわらずこのレースからダービー馬を1頭も輩出していない状況ですが、過去10年からローテ―から探っていきましょう。
1勝クラス:19
若葉S、共同通信杯、弥生賞:各2
未勝利、ラジオN杯京都2歳S、京成杯、スプリングS、すみれS:各1
ということで前走1勝クラス組がほかの組を圧倒する結果となりましたもちろんこの組はあとで深堀するとして、残りを見てみるとやはり皐月賞トライアルに出走そるものの夢破れての馬が多いようですが、あえて春の中山開催をパスしてここという馬がソコソコいるようです。あとまぁ仕方ないですが、皐月賞からのローテーがキツキツなので、出走馬が1頭もいないのは仕方ないですね。
では1勝クラス組を深堀します。ここではレース別でみてみると次のようになりました。
大寒桜賞:5
アザレア賞:4
ゆりかもめ賞、水仙賞、ゆきやなぎ賞:各2
芝2000m、芝2400m、フローラルウォーク賞、山吹賞:各1
ということでここでは高松宮記念の日におこなわれる大寒桜賞と、そのあたりの阪神でおこなわれるアザレア賞組が1勝クラスだけではなくほかの組も圧倒する結果となりました後はゆりかもめ賞、水仙賞、ゆきやなぎ賞組がそれに続くことになりました。つまり山吹賞も含めて、1勝クラス組は芝2200~2400mのレースがいいようです。
続いては成績と人気順を見てみましょう、もちろん過去10年分です。
2023年 ⑪→④→② 1番人気→4番人気→3番人気
2022年 ③→⑦→⑫ 4番人気→2番人気→6番人気
2021年 ②→⑩→⑦ 3番人気→1番人気→6番人気
2020年 ③→⑦→① 3番人気→4番人気→1番人気
2019年 ②→③→⑤ 5番人気→1番人気→3番人気
2018年 ⑨→⑮→⑩ 6番人気→7番人気→1番人気
2017年 ⑩→⑨→⑥ 1番人気→4番人気→8番人気
2016年 ⑥→④→⑬ 4番人気→5番人気→1番人気
2015年 ⑧→③→⑥ 1番人気→4番人気→5番人気
2014年 ⑪→②→⑬ 10番人気→1番人気→4番人気
ということでスイートピーステークスと同じく人気薄が来ることが多くないレースとなっているようです。なにせ2014年に勝ったショウナンラグーン1頭のみでこのレースも人気馬が大威張りしているようです。例によって人気順の成績を見てみると次のようになります。
1番人気馬3勝2着3回3着3回
2番人気馬0勝2着1回3着0回
3番人気馬2勝2着0回3着2回
4番人気馬2勝2着4回3着1回
5番人気馬1勝2着1回3着1回
6番人気馬1勝2着0回3着2回
今回は1~6番人気馬まで見ましたが、まずは1番人気馬がもっとも多く勝利をして、しかも10年中9年で1番人気馬は3着内にきているということで、唯一1番人気馬が来なかったのは?2022年でその時の1番人気馬がレヴァンジルでこの敗戦以降完全に歯車が狂ったのか?その後1勝するだけで大きなところを取ることができなかったようです
一方1番人気馬が安定しているところの割を食っているのが2番人気馬でその2022年で2着としたロードレゼルのみで、2番人気は嫌ってもいいと思います。そのあと3,4番人気馬は2勝つづしているので、いいのですが、この2頭から見ると4番人気馬がいいようです。5,6番人気馬はそのおこぼれがあったかもしれないですね。
馬番別でみてみると次のようになりました。
1位タイ馬番②③:各4頭
3位タイ馬番⑥⑦⑩:各3頭
ということでスイートピーステークスと同じく11番より外の馬番は苦戦傾向となりましたちなみにこの傾向は本番のダービーも当てはなるので、覚えていてもいいです。しかもここでははっきりとしているので、②③がもっともよく、そのあと⑥⑦が次にいいようです。
ということでまとめです。
1勝クラス圧倒的有利、重賞組は大苦戦。
大寒桜賞、アザレア賞組が前走重賞組よりも優勢。それを含めても前走芝2200~2400mの1勝クラスなら問題なし。
1番人気馬を外すのは危険。逆に2番人気馬は大苦戦。3~6番人気馬がそれに続く。
10番人気以降はケシてもいい。
馬番は内枠有利、外枠不利。11番より外の馬番は大苦戦。
ということで推奨馬券です。今回はこちらです。
三連複フォーメーション
1頭目1番人気馬+馬番②③
2頭目1,4,5番人気馬+馬番②③⑥⑦⑩
3頭目1,3~6番人気馬+馬番②③⑥⑦⑩
ということで今回はここまでです。傾向と対策は次回は京都新聞杯、プリンシパルステークス、NHKマイルカップの順(もしかしたらこの順番にはならないこともありうると思います)に取り上げます。
それではまた