おはようございます今回は傾向と対策のほうを進めます。これまでは3歳の重賞のほうは詳しくやってきたので、オープン特別、リステッド競走はほとんど手付かずでしたがさすがに重賞して行われていなくても毎年同じ条件でおこなわれるので、傾向と対策はあるはずではないかと思い、手始めにアネモネステークスから始めましたが、若葉ステークスで一応の成果が出ましたので続けていこうと思いました。ただトライアルレース以外はあまり条件が固定さていることが少ないので避けていましたが、今回取り上げる忘れな草賞はほとんど変わらず毎年行われているので、今回取り上げました。それでは例によって、過去10年分のローテ―別から見てみましょう
1勝クラス:14
クイーンカップ:4
フラワーカップ:3
チューリップ賞、アネモネステークス:各2
新馬勝ち直後、きさらぎ賞、フィリーズレビュー、未勝利勝ち直後、エルフィンステークス:各1
ということでここも1勝クラス組が他の組を圧倒していて、過去10年中半分近くがこの1勝クラス組が占めていましたただそのあとに続くのがいずれも1600~1800mの牝馬限定のレースで、しかしこのレースは距離が2000mであれっ?と思いましたので、前走距離別でみてみると次のようになりました、ただしこれはクラス関係なくです。
前走距離別
1600m:13
1800m:8
2000m:5
2400m:3
1400m:1
ということでこのような傾向を探ると割と同距離組>距離短縮>距離延長の順になりやすいのですが、ここは全く違う結果となりました。前走1400m組も含めて距離延長組が圧倒的多数を占めましたその次が同距離組は5、距離短縮組は3という結果となりました。ここを詳しく見てみると
距離短縮組はゆきやなぎ賞、ゆりかもめ賞といずれも1勝クラスからの参戦なので、ここは注目しておいてもいいと思います。次の同距離組はそもそも牝馬限定の2000mの重賞はフローラSまでないので、しかも1勝クラスでもミモザ賞までないので、いずれも牡馬との混合戦であり、中にはエリカ賞以来の馬を含めて休み明けの馬もいました。つづいて距離短縮組ですが、まずは1400mからですが、これはフィリーズレビュー11着の馬で、この馬は3走前にG・Ⅰ、2走前がクイーンカップからのフィリーズレビューなので、この後の別マイルからの参戦組と同じようにみてもいいと思います。前走1800m組は内訳はフラワーカップ組が3頭、きさらぎ賞組が1頭、後は1勝クラス組からで、しかもどの組も桜花賞を目指してここに来たような馬ではないので、こちらは夢破れてという組よりも、そもそも距離が長いほうがいい馬とみてのローテ―を取っているとみてもいいのでこちらは同距離組、距離短縮組と同じような扱いでいいと思います。最後にマイル組はクイーンカップ、チューリップ賞、アネモネステークス、エルフィンステークスと桜花賞に向かう馬たちが出走していたレースからの参戦なので、こちらは桜花賞出走にトライアル競走などに挑戦するものの夢破れてしかもさっさとオークス挑戦に賭けてる馬たちが集結しているようですねまぁそうでもない馬もいますが、そちらも時期が間に合わなかったのでここに出走したという理由もあると思います。ちなみに前走牝馬限定戦かどうかを見てみると前走牝馬限定戦組は16頭、混合戦組は14頭とほぼ僅差なので、ここについてはそこまで牡馬との混合戦で戦ったきてことが有利には働ないとみてもいいと思います。
続いては着順別、人気順別を見てみましょう、ここも過去10年分です。
2023年 ④→⑩→⑧ 2番人気→4番人気→6番人気
2022年 ⑦→①→④ 1番人気→4番人気→7番人気
2021年 ⑤→⑧→④ 2番人気→5番人気→4番人気
2020年 ②→⑧→⑨ 3番人気→2番人気→1番人気
2019年 ⑦→①→⑨ 1番人気→6番人気→5番人気
2018年 ⑨→①→⑪ 1番人気→10番人気→7番人気
2017年 ③→⑦→① 3番人気→4番人気→2番人気
2016年 ⑧→④→⑩ 2番人気→4番人気→1番人気
2015年 ⑦→⑫→⑧ 1番人気→2番人気→5番人気
2014年 ①→④→⑦ 5番人気→9番人気→4番人気
このレースはフルゲートにはならないほうが多いので、二桁馬番の登場が少ないのはしたかないのですが、ということで馬番①~⑨までの一桁馬番の3着内に来た数値を見ると次のようになりました。
馬番①⑦⑧番:5
馬番④:4
馬番⑨:3
馬番⑤:2
馬番②③:1
馬番⑥:ゼロ
ということで最内の①番と外枠の⑦⑧番が最多の5頭が3着内にきていましたということで内らちぴったりと走れる①とのびのび走れる⑦⑧番がいいようですね。阪神の芝の内回りコースは最後の直線は距離が短い上に坂もあるので、意外と先行有利のコースですが(さらに馬場がきれいな開幕直後から1,2週後やBコース開幕直後などで、ハイペースにならなければですが)ここは馬番①だけがその恩恵を受けていて、内外の圧が来やすい②③は散々な結果となっており、④⑤で一度盛り返していますが、馬番⑥は最悪で、そこからまたもりかえしてというか、外の圧が少なくなる⑦以降が数値を高くしているようです。人気別を見ると2014年を除くと1着は1~3着馬が占めていて、2,3着には4,5番人気馬が固めている感じですね。これも頭数が手ごろな点と、そもそも人気サイドで決まりやすいので、たまに7番人気以降の馬を加えるという戦法を取ったほうがいいと思います。ちなみに1~5番人気の成績を見てみると次のようになりました。
1番人気馬4勝2着0回3着2回
2番人気馬3勝2着2回3着1回
3番人気馬2勝2着0回3着0回
4番人気馬0勝2着4回3着2回
5番人気馬0勝2着1回3着2回
さすがに5番人気まで引っ張ることはなさそうですが、一応載せておきました
ということでまとめです。
前走1勝クラス組が圧倒的も、そこだけにこだわる必要はなし
距離延長組>同距離>距離短縮の順になっており、前走マイル以下は桜花賞出走断念組、1800m以上はハナから桜花賞は無視していた組という内訳
馬番は①⑦⑧が最多で、④⑤がそれに続きその2つの集団に挟まれている②③⑥はいまいちで、馬番⑥は過去10年だけ見ると一度も3着内好走なし
上位人気馬がしっかり仕事をしているものの、下位人気馬も少しは抑える
ということで推奨馬券のコーナーです。今回はこのようになりました。
3連単フォーメーション
1着1~3番人気馬+馬番①④⑤⑦⑧⑨ー2着2番人気馬+馬番①④⑤⑦⑧⑨ー3着1,2番人気馬+馬番①④⑤⑦⑧⑨
今回は割とはっきりした傾向になりましたので、3連単を推奨馬券にしましたが、普通に三連複でもいいと思いますが、配当重視なら3連単でもいいと思います
ということで今回はここまでです。傾向と対策は次は桜花賞を取り上げます、振り返りと重なるところもありますが、例によって推奨馬券も披露する予定です。まぁその前に振り返りですね
それではまた