ニュージーランドトロフィーの傾向と対策 | ヤングのブログ

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こんにちはニコいよいよ3月最終週です。今日は気候もようやく春本番を思わせる温かさとなり、桜も徐々に開花となってきており、やっと冬ともお別れということになりそうですね。

 

さて今回は3歳重賞テコ入れです。今回はNHKマイルカップのトライルニュージーランドトロフィーです。JRAは世界各国と姉妹競馬として提携を結んでいることがあり、ニュージーランドとも提携を結んでいて、ニュージーランドでもJRAを冠したレースが行われており、日本ではニュージーランドトロフィーとしておこなわれていますが、このレースが創設されたときはオークス、ダービーの直後におこなわれたので、残念ダービーまたは外国産馬のダービーとも呼ばれていました(クラシック競走は外国産馬の出走が認められていなかったのでガーン))その後3歳マイル王決定戦としてこのレースをG・Ⅰに昇格する形でNHKマイルカップが創設、そのトライアルとして、新たな使命を得ましたゲラゲラ距離については創設以来マイルの距離でおこなわれていましたが、トライアル競走になったのを機に芝1400mの距離短縮されてガーンしばらくおこなわれましたが、NHKマイルカップが前倒しになるためにこのレースも東京から中山に移設されて、距離は再び1600mの戻りましていまに至るのですが、レース名については、創設当時はニュージーランドトロフィー4歳ステークスと名乗っていましたが、年齢表記の変更に伴って2001年から今のニュージーランドトロフィーとなりました。それでは例によって、過去10年の前走別でみてみると次のようになりました。

 

1勝クラス:10

 

ファルコンS :7

 

京成杯、シンザン記念、弥生賞:2

 

クイーンC、マーガレットS、フラワーC、未勝利、チューリップ賞、きさらぎ賞、アネモネS、共同通信杯:各1

 

参考、アーリントンカップ:2

 

ということでこのレースも前走1勝クラス組がもっとも多くの数値をたたき出しました。それを追うのがファルコンステークス組で、京成杯、シンザン記念、弥生賞組がそれを追うことになりました。ところで気になるのはマイルの重賞だから前走はマイル前後の組が多く占めるかと思いましたが、意外にも前走2000mからの組もあるので、実際にどうなっているのか?前走距離別でみてみると次のようになりました。

 

芝1600m:14

 

芝1400m:7

 

芝2000m:4

 

芝1800m:3

 

芝1200m:2

 

ということで前走マイル組が他の距離の組を圧倒していましたゲラゲラさらに面白いのが、14の内前走チューリップ賞、シンザン記念、アネモネステークス、クイーンカップの分だけ引いてみると残りは1勝クラス組が9、未勝利が1となっているので、下のクラスからニュージーランドトロフィーに挑戦している馬は前走はマイルでないといけないことがわかると思います。つまりマイル以外の距離を前走に使っていた馬はすべて、オープン特別か重賞でないといけないということがわかると思います。

 

次は着順と人気順を見てみましょう、こちらも過去10年です。

 

2023年  ⑤→⑮→⑯  2番人気→5番人気→7番人気

 

2022年  ⑥→①→⑦  3番人気→1番人気→6番人気

 

2021年  ⑥→⑮→②  2番人気→3番人気→11番人気

 

2020年  ⑪→⑭→⑯  2番人気→5番人気→7番人気

 

2019年  ①→③→④  4番人気→3番人気→2番人気

 

2018年  ⑤→⑭→②  2番人気→1番人気→9番人気

 

2017年  ⑥→④→⑯  12番人気→8番人気→5番人気

 

2016年  ⑤→⑧→④  2番人気→12番人気→14番人気

 

2015年  ⑧→⑨→⑫  7番人気→1番人気→2番人気

 

2014年  ⑫→⑨→⑮  1番人気→4番人気→8番人気

 

ということで、まずは馬番別から、一見すると極端な傾向があるように見えませんが、これを内、まん中、外と分けてみると次のようになりました。

 

内(1~6):14

 

真ん中(7~12):8

 

外(13~16):8

 

ということで中山芝マイルは外枠の先行馬は不利というのは何度も言ってましたが、このレースも内枠有利となっていましたが、真ん中と外を比べると数字的には同じでも率にすると当然分母が少ない外枠のほうがいいようで、ここは内枠>外枠>真ん中の枠の順となっていましたが、今度は内枠だけで集計を取ると

 

馬番④⑤⑥3回

馬番①②2回

馬番③1回

 

ということで馬番③だけは10年で1回しか来ていないですが、それ以外は複数回来ているのでそこは考慮しておきます。

 

人気を見てみると荒れている年もありますが、ただそれでも1着は10年中8回は1~4番人気馬が来ているようなのですが、例によって内訳を見ると

 

1番人気馬1勝2着3回3着0回

2番人気馬5勝2着0回3着2回

3番人気馬1勝2着2回3着0回

4番人気馬1勝2着1回3着0回

 

さすがに4番人気馬はそこまで優秀ではないのですが、1~3番人気馬はいいようですが、とくに2番人気馬は10年中5勝もしているので、頼りにしてもいいと思います。5~9番人気馬でいいうと5,6,8番人気馬が2回づつきているので、そのあたりは流しの相手にチョイスはいいと思います。10番人気以下だと12番人気馬がいいようですが、11番人気馬も少し加える程度でいいと思います。

 

ということでまとめです。

 

前走はマイルが優勢、それ以外の距離だとオープン特別(リステッド競走含む)重賞組のみを狙う

前走1勝クラス、未勝利戦からの馬はマイル以外の距離からはケシでもいい

内枠有利、真ん中の枠はよくないが、外枠もそこまでいいとは言えないが嫌うほどでもない

2番人気が優秀も、下位人気馬もチョイスを間違うのは危険。

 

ということで推奨馬券です。

 

1頭目:2番人気馬+馬番④⑤⑥ー2頭目以降1~3,5,6,8,12番人気馬+馬番④⑤⑥

 

ということで今回はここまでです。次回は忘れな草賞の傾向と対策をしたいと思います。

 

それではまたバイバイ