おはようございますいよいよ今週末から春のトライアルシリーズが開幕です今週末はチューリップ賞、弥生賞、再来週はフィリーズレビューにアネモネステークス、その次の週は若葉ステークス、フラワーカップ、ファルコンステークス、スプリングステークス、さらに開催が変わる2回阪神の開幕日には毎日杯と、3歳の重要なレースが続きますが、当然こちらのブログではこれまで通りテコ入れ記事のアップが続々と続きます。今回は桜花賞トライアルチューリップ賞(G・Ⅱ)です。今回はこれまで通り傾向と対策、さらに秘密の買い目?披露までいきたいと思います。
さてもう3月の重賞なので、1,2月に多用していた方法が使えないので、まずはローテ―から見てみましょう。今回は外回りコースができた2007年から昨年までの3着までの馬の前走レース別を見てみると次のようになりました。
阪神ジュベナイルフィリーズ:24
エルフィンステークス:7
1勝クラス:7
未勝利:4
新馬:3
クイーンカップ:2
シンザン記念:2
紅梅ステークス:1
フェアリーステークス:1
ということで、2歳牝馬限定(G・Ⅰ)阪神ジュベナイルフィリーズ組が他の組を圧倒する結果となりましたこれを見るとそ~ですよねぇ!となるのは当然ですが、この組についてはまた後でさらに深堀するので、それ以外を見ましょう。その次となると前開催に3日目におこなわれたエルフィンステークスです。ただ1勝クラス組と同じくらいの回数なので、そこまで阪神JF組に対抗できるとは思えないのですが、この2つに続く新馬勝ち直後組+未勝利勝ち上がった馬と同数なので、このレースの構図とすれば、阪神JF組VSエルフィン、下のクラスから勝ち上がった直後の馬というレースとみていいと思います。ちなみにそれ以外の4レースの内、クイーンカップ組はコース替わりからの一変馬、それ以外はいずれも当該レースで3着内好走した馬。重賞やオープン特別といっても馬券に絡んでいない馬は上位にも来れないということですね。
ということでここからさらに深堀しますが、まずは最も多くの好走馬を送り込んでいる阪神ジュベナイルフィリーズ組を見てみますが、該当馬の阪神ジュベナイルフィリーズでの結果をみてみるとつぎのようになりました。
阪神ジュベナイルフィリーズでの着順の多い順
① 1着:10回
② 2着:6回
③ 3着、4着:3回ずつ
以下7着、8着:1回ずつ
ということで阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬がそのままここでも好走しているという結果となりましたまぁ当然といえば当然ですが、しかしこれだけでは・・・ということもあるのですが、実は2018年を最後に様相が変わりました2018年はチューリップ賞が(G・Ⅱ)に格上げされた年で、しかも阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったラッキーライラックさんがここも勝って、桜花賞にリーチをかけたことになったのですが、実際に本番を勝ったのはシンザン記念を勝って直行で臨んだおなじみアーモンドアイさんで、この後翌年は同じローテ―、結果となったダノンファンタジーすら本番はグランアレグリアさんに敗退さらに翌年からは阪神ジュベナイルフィリーズを勝った馬がチューリップ賞3着翌年は不在もその翌年は同じくチューリップ賞3着、昨年も不在とG・ⅢからG・Ⅱに格上げされたにもかかわらず、様相が変わってしまったわけですそりゃそうですね。調整できる施設も充実しているなら、出来れば余計な負担は少なくなったほうがいいわけで、それならば使うレースも少なくなったほうがいいわけで、このあたりからは前哨戦を使うよりも休み明けで臨んだほうがいいタイプが増えてきたようで、しかも阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったことにより、桜花賞も出走できる権利を得たので、しっかりと調整できますし、成長もじっくりと出来るのでいいことずくめですから、そうなるのは仕方ないですが、それでもここ最近でも好走していないとここでも結果が伴わないのはずですね。ということで勝っているのはまぁともかく、2~4着馬ならそこから軸馬を見つけるほうがいいようですね。
それから次に多かった組からはエルフィンステークス組ですが、こちらはコース替わりで一変という馬も2頭ほどいますが、こちらも多くを占めているのは1~3着馬だったので、こちらも好走しているのが条件ですね。1勝クラスからの凡走した馬もいますが、こちらは勝った馬が多くを占めているので、こちらは勝っているのが最低条件だと思います。あとここで隠し玉的な情報を言うと新馬勝ち直後の馬が3頭もいますが、いずれも前年に新馬を勝った直後の馬、どうも1,2月のレースからの馬を想像されますが、中には夏以来の馬もかつてはいたので、隠し玉的にはここで述べておきます。
さて続いては過去の成績から探っていきましょう。で今回は2007年以降の成績を見てみますが、G・Ⅱ以降と、G・Ⅲ時代を一応分けておきます。
2023年 ⑨→⑬→⑰ 7番人気→6番人気→2番人気
2022年 ⑥→①→③ 1番人気→13番人気→2番人気
2021年 ①=⑤→② 1番人気→3番人気→4番人気
2020年 ⑬→①→④ 4番人気→2番人気→1番人気
2019年 ①→⑬→⑦ 1番人気→4番人気→7番人気
2018年 ⑤→④→⑨ 1番人気→3番人気→2番人気
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2017年 ⑩→⑦→③ 1番人気→7番人気→2番人気
2016年 ⑪→⑨→⑦ 2番人気→1番人気→10番人気
2015年 ⑭→①→⑮ 5番人気→7番人気→2番人気
2014年 ③→⑬→⑫ 1番人気→4番人気→6番人気
2013年 ⑦→⑬→⑥ 3番人気→7番人気→5番人気
2012年 ⑫→⑭→⑤ 4番人気→3番人気→1番人気
2011年 ⑧→⑩→⑤ 1番人気→2番人気→6番人気
2010年 ⑫→⑯→④ 9番人気→1番人気→8番人気
2009年 ⑤→⑦→① 1番人気→7番人気→8番人気
2008年 ⑩→②→⑮ 5番人気→1番人気→2番人気
2007年 ⑪→⑦→② 1番人気→2番人気→5番人気
ということでいつもより多くのデータ量となりましたまずトータルで見ると例によって1~3番人気馬がそろって枕を並べての討ち死にはなかったようですつまり1~3番人気馬は必ず1頭は絡んでいるということです。ということで上で述べたローテ―からのと照らし合わせると、阪神JF組で1~3番人気で支持された馬を素直に軸にすればいいわけですね。ただ10番人気以下の馬が絡んだのがたったの2頭しかいないわけなので、極端な穴狙いは避けたほうがいいようですね。ちなみに1~3番人気馬での順番を見てみると
1番人気馬 9勝2着3回3着2回
2番人気馬 1勝2着3回3着6回
3番人気馬 1勝2着3回3着0回
これを見れば1番人気馬がもっともこのレースで勝つ可能性が多いと言えますね。2着の回数は1~3番人気馬はほぼ同数ですが、3着の数だけ見ると2番人気馬>1番人気馬>3番人気馬となり3連単の最も可能性のある組み合わせを見ると1番人気馬→2,3番人気馬+それ以外→2番人気馬+3番人気馬以外のそれ以外の馬。つまり3番人気馬の3着は排除する組み合わせを馬券、特に3連単を買うときは考慮してもいいと思います。そして注目するのはG・Ⅱに格上げされてからの1番人気馬の優秀さを見てもらうとわかるように、1番人気馬が4着以下になったのが昨年の1回のみ(ちなみに昨年の1番人気馬は前走阪神JF大敗馬)ますますこのレースでは1番人気馬を無視するわけにはいけませんねあと4番人気以降に目を向けると4番人気馬が健闘しているようです、2度勝っているので2,3番人気馬に比べると単勝率、単回収率はいいと思うので、こちらも3連単1着にしてもいいと思います。後5~8番人気馬もソコソコ来ているので、そのあたりも見てみると人気からの買い目は
1頭目:1番人気馬、4番人気馬ー2頭目2~8番人気馬ー3頭目2,4~8番人気馬
この買い目を推奨しておきます。
あと馬番別で見ると開幕2週目ということもあるのか、全体的に内枠の馬が多く来ていますが、それでも外が圧倒的に不利ということはないので、偏った馬番別で買うのはよしたほうがいいと思います。
ということで今回はここまでです。次回は弥生賞の傾向と対策を披露したいと思います。
それではまた