令和7年4月5日(土)

令和7年4月12日(土)

4月のお稽古記録です。

 

まず4月5日(土)

 

掛物は「春風」

禅僧の書かれるものは漢詩をベースにしたものが多いので、この場合は「はるかぜ」ではなく「しゅんぷう」と読んだほうがいいと思います。

 

 

お花は水仙を円窓の竹花入に。

掛け花入ですが、置き花入として使ってみました。

 

主菓子は桜餅

この地域では道明寺が主流ですが、こちらは珍しく長命寺の桜餅でした。

 

 

干菓子は華氷

色とりどりに可愛いお菓子です。

 

 

お稽古は旅箪笥で薄茶をしました。

 

旅箪笥は、

・水指を少し前に出す

・下の棚板を上の棚板に乗せる

・下の棚板を流したところに置き、茶器と茶筅を乗せる(芝点)

の、3パターンが出来ます。

いずれも水指の扱いがしやすいようになっています。

 

釣釜という、天井から鎖で吊るした釜を合わせることが多い旅箪笥ですが、うちには釜蛭釘の用意がないので残念ながらできません。

ゆらゆらとかすかに動く釜は扱いにくいものですが、春の風情にぴったりです。

 

 

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そして4月12日(土)

 

掛物は「百花為誰開」(ひゃっかたがためにひらく)

 

花はそれぞれ誰のために開いているのでしょうね。

誰のためでもなくただ無心に花を咲かせているだけ、という解釈が一般的ですが、自分の子孫を残すため虫を誘って開くのかもしれませんし、見る人の心によっていろいろな解釈が出来るのでしょう。

そして人はなかなか無心にはなれないものです・・・

 

 

お花はクリスマスローズとヒョウタンボク

ヒョウタンボクは花の色が白から黄色へと変化し、やがて赤い実をつけますが、その形が瓢箪のように見えることからその名がついています。

瓢箪というか赤い雪だるまというか・・・

とても可愛い実ですが、毒があるそうです。

 

 

主菓子は練り切りの「桜」

ピンクと白のグラデーションが美しいお菓子でしたね。

 

 

干菓子は桜つまみ

ほんのりと桜の味がしました。

 

稲穂柄の器に入れました。

 

私もつい最近知ったばかりなのですが、お花見には秋のお米の豊作を前もって祝う「予祝(よしゅく)」の意味があるそうです。

満開の桜の花が、ぎっしりと実った稲穂に見立てられているのでしょうか。

桜の季節は田植えの準備をする季節でもあります。

そして桜の咲く頃は農作物の端境期だそうで、なおさら秋の豊作を祈ったのでしょう。

 

昨今のお米に関する不安定さを、少しでも解消できますように

今年の秋が豊作で、必要な人に必要な分のお米が届きますように

との願いを込めて。

 

 

お稽古は旅箪笥を使って、初炭と濃茶、そして薄茶。

 

お炭も上手く継げて、お濃茶も美味しく、お稽古が終わってもお湯がいい感じに保たれていました。

皆さんの成長が感じられるのも嬉しいことですが、何よりもお茶のお稽古を「楽しい」と言ってくださることが私の励みになります。

本当にありがとうございます。

 

 

これからも楽しくお稽古頑張りましょう♪

今月もお稽古ありがとうございました。