愛車アドレスV125G キタコ パワードライブキット取り付け | 原付専門店日野オートバイブログ「日野の本音」

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まいどおおきに。

今日は久しぶりに愛車アドレス号ネタです。

普段は定休日にメンテするのですが、冬場はバイク業界の閑散期です。

うちも平日は落ち着いた日が多いので、仕事の合い間に作業しました。

公私混同ですがこれも自営業の特権ですね。

 

今回は駆動系の点検と社外プーリーの装着を行ないます。

キタコのパワードライブキットです。

取引業者で特価セールをしていたので、この機会に試してみようと思い仕入れました。

 

こちらは先日友人から頂いたハイスロットル(ハイスロ)です。

アクセルの回す角度を狭くするためのパーツです。

ついでにこれも装着します。

 

まずは駆動系から始めます。

カバーを開けて・・・

 

クラッチやベルトの状態を点検し、ケース内も清掃しました。

 

左がキタコ製、右は純正のプーリーです。

内側を見た感じではほとんど同じように見えます。

 

表側です。

キタコの方が外径が大きいですね。

ベルトがより外側まで動く事で変速の幅を大きくしています。

 

プーリーフェイスも同じく外径が大きくなっています。

 

ウエイトローラーは13グラムのものが付属していました。

これの重量を変える事で変速タイミングを調整出来ます。

元々純正より少し軽いものでセッティングしていました。

かなり軽めですが、こういう場合まずは素直にメーカー指定のもので試すのが無難です。

 

組み付けました。

お気に入りのメッキカバーもついでに磨きました。

 

次はハイスロの取り付けです。

グリップを引き抜いて純正スロットルを取り外します。

 

取り付けました。

スロットルケーブルも遊びが適正値になるよう調整します。

 

最後にテスト走行して完成です。

 

さて気になるテスト結果です。

平坦路から坂道まで走らせてみましたが、狙い通り街乗りで良く使う低速から中速域が力強くなり、坂道も良く走るようになりました。

ウエイトローラーを軽量化するだけでも似たようなセッティングは可能ですが、その場合高速域の伸びが犠牲になりがちです。

プーリーの外径を大きくして変速幅を稼ぐ事で、高速域を犠牲にせず低中速のパワーも上げる事が可能になっています。

ただしエンジンの使用回転域が高くなるので消耗品の摩耗度合いと燃費は悪くなるでしょうね。

 

次にハイスロですが、アクセルを回す範囲が狭くて済むようになったのでちょっとだけ手首が楽になりました。

まあ一般道で全開にする事などほとんどありませんが、分厚いウインターグローブを装着している時は重宝すると思います。

 

 

 

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