突然のエンジン停止(4ストDIO AF68) | 原付専門店日野オートバイブログ「日野の本音」

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まいどおおきに。

今日から8月です。

定休日明けのせいもありますが、営業開始から修理の入庫が続き、2台だけですが中古車も売れました。

配送も当日枠は午前中で埋まり、8/3までほぼ一杯になりました。

生駒市内ならまだ少し組み込めます。少し遅い時間になるかもしれませんが。

今月も順調な滑り出しです。

この流れが後半まで続いてくれるとありがたいのですが。


さてこちらは修理でお預かりしたホンダのDIO、4サイクルエンジンFI(Fuel injection)仕様の現行モデルです。

走行中に突然エンジンが止まり、その後何度セルを回してもキックスターターを踏んでも始動しなくなったそうです。


走行距離は2635km、メーター一周していない実走行です。普通に使っていればまだ大きな故障が出るような距離ではありませんね。

定休日前に引き取りに行って来ましたが、原因は現場ですぐに見当がつきました。


以前にも何度か記事にしましたが、原因はバルブへのカーボン噛み込みによる圧縮抜けです。

ホンダ車でよく発生する症状です。

カーボン(すす)は主に燃料の不完全燃焼で発生します。

キャブレターからFI仕様になって少しは改善されるかと思いきや相変わらずです・・・。


スパークプラグを外し、カーボンを強力に融解するクリーナーをホースで注入します。

軽症であればこれで改善します。


今回は2回の注入で圧縮が出るようになり、無事にエンジンも始動しました。

念のため燃料添加剤も注入しておきました。


今回はクリーナー作戦でOKでしたが、重症の場合はシリンダーヘッドを取り外しての分解清掃になります。

ホンダ車は根強い人気がありますがこれさえ無ければなぁ・・・。




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