尾瀬アヤメ平 | 山歩きとバイク旅

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2024/2/24

(師匠)、ドクターと尾瀬アヤメ平に絶景を見に行ってきました。

 

今年は雪不足でバックカントリースキーを楽しめる山が限られていますが、その中でも比較的状況が良さそうな巻機山に行くつもりでした。

 

しかし、ドクターが怪我をしてしまって巻機山はちょっときついということで、天気が良ければ絶景をみられるアヤメ平に行くことにしました。アヤメ平はスキーを楽しむって場所じゃありませんが、景色は本当に綺麗です。

 

朝7時頃、スノーパーク尾瀬戸倉スキー場の駐車場に着くと、入り口に「登山者の方は×××のフロントで駐車料金5,000円を払ってください」との看板がありました。

 

1,000円くらいならまだしも、5,000円じゃあリフト券より高くつきます。幸い、近くに十分スペースがあり、合法的に駐車できる場所がありましたので、多少歩く距離が長くなりますが、そちらに駐車しました。

 

心配していたのが、スキー場から富士見下までの林道で雪が切れていたらってことでした。板を担いで兼用靴で舗装路を歩くのはかなり辛いですし、兼用靴も傷みます。歩きだしてすぐに10mほど雪が切れている所がありましたが、それ以外はちゃんと繋がっていました。

 

今回、驚いたことに林道が圧雪されています。しかも途中までと思ったら、なんと富士見峠まで綺麗に圧雪されていました。おかげで歩きやすいこと!大助かりです。

 

富士見下からの林道もこの通り。ドクターが去年師匠から「戸倉から富士見峠まで雪上車ツアーをやるらしい」って話を聞いたそうなので、数日前とかに開催されたのかもしれませんね。

 

追記です。師匠の情報の通り、圧雪車によるアヤメ平スノーハイキングツアーがあるようです。調べた限りでは、圧雪車で富士見峠まで行き、そこからスノーシューでアヤメ平まで往復だそうです。参加費用が1人19,800円、で、レンタルスノーシューと軽食が付くそうです。

 

少し林道を外れて歩いてみました。バージンスノーに最初にトレースを付けるのは気持ちいいです。

 

富士見峠に近づくにつれて天気が怪しくなってきました。アヤメ平の絶景はお預けかな?

 

富士見峠です。若干雲が切れて青空が見えてきました。このまま雲が消えてくれるといいんですが。

 

夏道の位置は全くわかりませんが、基本的に尾根の上なので適当に進んでいけばアヤメ平に出ます。

 

前回(2021年)滑った斜面は、熊笹の上に積もった雪が雪崩れてデブリが出来ています。崩れていない斜面もいつ雪崩れるかわかりませんので、今回はリスクが大きすぎて滑れませんね。

 

アヤメ平です。まるで私たちが来るのを待っていたかのように青空になりました。師匠が雲をどかしてくれたのかな?

 

 

エビのしっぽと至仏山。

 

アヤメ平北側の縁まで行くと尾瀬ヶ原が見下ろせます。夏は木道から降りることができませんので、今の時期しかここまで来られません。

 

燧ケ岳の双耳峰がチラッと見えました。

 

氷の花が満開でした。

 

樹氷と燧ケ岳です。

 

帰路は素直に林道を戻りました。前回、帰路の林道がまともに滑れなくて、とにかく疲れた記憶しかなかったため、ドクターと「今回はシールを付けて下りましょう」という話をしていたんですが、予想外の「林道圧雪」のおかげで滑ること滑ること。おかげで、アヤメ平から車まで1時間で戻ってきちゃいました。毎回こうだとうれしいんですけど。

 

番外編

ドクターから珍しいものを頂きました。二ホンミツバチのハチミツというかハチの巣です。

巣ごと頂くんですが、味はハチミツですけど、巣の食感で独特の美味しさがあります。ハチミツ自体もセイヨウミツバチのハチミツより味が濃いような気がします。