2022/11/12
絶好の登山日和になる予報だったので、ほんとに久しぶりに表妙義山稜線登山道を歩いてきました。
*内容に登山道の情報は全くありません。
2022-11-12 06:35:58~2022-11-12 14:01:15
合計時間: 7時間25分
平面距離: 9.41km
沿面距離: 11.61km
最高点の標高: 1116m
最低点の標高: 464m
累積標高 (上り): 2373m
累積標高 (下り): 2362m
ちょっといろいろあって、しばらくの間あまり遠出ができないので、家から近くて携帯が圏外にならず、それなりに充実感のある山ってことで妙義山を選びました。
ロープを使う山から遠ざかって久しいためか、以前なら余裕で上り下り出来た鎖場が無茶苦茶怖くて緊張しっぱなしでした。
妙義神社の境内が登山口になります。
登山口です。この石段を登っていきます。
登山道に大きな変化はありませんでした。しいてあげればルートを示すペンキマークやロープが増えたくらいです。
表妙義のシンボル?「大」の字看板の裏側です。看板まで登れますが、私は毎回パスしてます。
「辻」ここから上級者コースになります。
上級コース最初の鎖場「奥の院」です。
稜線の紅葉は終わっていました。
こんな感じの道が続けば楽なんですが・・・・・
毎回緊張するバラ尾根への下り。
すこし標高が下がると紅葉を楽しめました。
驚いたのが登山者の多さです。皆さんちゃんとヘルメットにハーネスを装備し、ガチャ類もちゃんと用意されているようです。ハーネスやガチャ類については私のように1人で歩いていると懸垂下降くらいしか使い道がないし、懸垂下降したくなるような鎖場は「2段ルンゼ」くらいなので、重くてがさばるロープを持っていくだけのメリットがありませんので私には必要のない装備ですが、ヘルメットはあっても邪魔になるわけじゃありませんし、落石から頭を守れる可能性があるので用意したほうがよいかと思いました。(私はノーヘルでした。笑)特に今日のように登山者が多いときはなおさらです。
わかりにくいんですが、見える範囲で10人くらいいました。
以前は、今日みたいな条件の良い日に縦走しても一日で見る登山者は5人ってところでしたし、鎖場で順番待ちなんて考えらなかったんですが、今日の鎖場はあっちでもこっちでも順番待ち。
さて、話は変わりまして、ここのところ山に行くたびに思い知らされていますが、本日も筋力低下を嫌というほど認識させられました。
難所の「鷹戻し」です。この梯子の上が難関の鎖場です。
表妙義の稜線登山道は、あのギザギザな山の形を見ていただければお分かりかと思いますが、あのギザギザに登山道がつけられているため基本的に平らな所がありません。常に急角度で登っているか降りているかのどちらかです。そのため、体を持ち上げたり、体重+加速度を支えるため膝にはかなりの負担がかかります。(と思います)
この尾根に登山道が付いています。平らな所はほぼありません。
中の嶽神社の駐車場が見下ろせます。ほぼ満車でした。
中之岳山頂でテレビの撮影をしていました。鎖の順番待ちの間にスタッフの人と少し雑談したんですが、肝心のテレビ局とか放送予定は聞き忘れました。
結果、中の嶽神社に着いた時には両膝内側の筋肉がやられたようで、一歩歩くごとに痛みが走るようになっていました。このルートは過去何度も縦走していますが、こんな状態になったのは初めてです。
鎖場待ちがあったとはいえ、過去は4時間で縦走できたのに本日は5時間もかかっているし、車に戻ってシートに腰を下ろせないほど筋肉がやられちゃうってかなりショックでした。浅間や芳ヶ平を歩いたくらいじゃ筋トレにはならないみたいですね。
下山に歩いた登山道。落ち葉の絨毯が美しかったです。また、落ち葉を踏みしめながら歩く感覚が何とも心地よいです。