表万座スノーパークでバックカントリースキー | 山歩きとバイク旅

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2022/02/26  師匠と閉鎖されたスキー場「表万座スノーパーク」でバックカントリースキーを楽しんできました。

 

地図に磁北線が入っているので見づらいと思いますがご勘弁を。

 

本日の登山データです。

 

2022-02-26 07:14:55~2022-02-26 11:47:38
合計時間: 4時間32分
平面距離: 8.14km
沿面距離: 9.42km
最高点の標高: 2178m
最低点の標高: 1499m
累積標高 (上り): 1691m
累積標高 (下り): 814m
 

 

表万座スノーパークは、2011~2012シーズンから閉鎖されているそうです。まだ「表万座スキー場」だった時代に、一度だけ滑ったことがあります。

 

私が一番滑れていた時なので、緩斜面しかないこのスキー場はすぐに飽きてしまい、私の「二度と行かないスキー場」リストにリストアップされました。

 

本題です。

 

スキー場の入り口は別の場所なんですが、ショートカットするために本来の入り口とは別の場所から入山しました。

 

道路わきから樹林帯に入り込みます。先行者のトレースがあったので助かりました。

 

今回は、真面目に地形図を印刷し、コンパスも用意して頻繁に地形と方向の確認を行いながら登りました。

 

閉鎖されているとは言ってもリフトはそのままですし、ゲレンデもハッキリわかりますのでルートを見失う可能性はかなり低いんですが、地形図とコンパスの使い方を忘れてしまっていたので、大いに反省し、真面目に取り組むことにした次第です。

 

30分くらい、こんな感じの疎林を登ります。左側の谷に降りないようにしつつ、谷と並行するように登っていくと、右側にリフトの支柱が見えてきます。

 

リフトに合流したら、リフトに沿って登ります。障害物が無いので快適に登れます。

 

ゲレンデに出ました。10年もほったらかしてあるとは思えない状態です。このまま営業できそうです。

 

当時の案内標識もそのまま残っていました。さすがに文字は薄くなっていますが、問題なく読み取れました。

 

ゲレンデを登ります。しかし、自分の足でゲレンデを登ってみると、リフトのありがたみがつくづくわかります。リフトなら15分のところを、自分の足で登ると1時間かかります。

 

ゲレンデトップが見えてきました。正面の斜面がこのスキー場で一番急な斜面だと思います。

 

とにかく天気が良くて景色が最高でした。

 

四阿山が綺麗に見えました。こちらから見ると山頂が鋭角でカッコいい山ですね。

 

ゲレンデトップに出ました。

 

ゲレンデトップから標高差で60mほど登ると最初のピーク(2165)に出ます。ゲレンデトップからはルートがありませんので、進みやすそうなところを見つけながらの登山になります。

 

さて、ここからどうしましょ?正面のピークが本白根山の山頂ですが、この先進んでよいものかちょっと考えていたんですが、山頂に向かっているトレースがあったので、問題ないだろうと判断して行ってみることにしました。(その後、別の登山者から「問題ない」との情報をもらいました。)

 

2165のピークから山頂までは、標高差で20m下って30m登るような感じになりますので、シールのまま進みました。

 

これも昔(ン千年前???)の火口なんでしょうね。

 

シラビソの疎林を進みます。自分でルートを考えながら進むのは「登った」感がありますね。

 

山頂(2171)です。標識らしきものはありませんでした。

 

 

写真を数枚撮影してさっさとUターン。2165から少し下ったところでシールを外して滑走開始です。

 

これが毎回大変で、マイナスの時計ドライバーでビンディングに張り付いた雪を落とさないとビンディングがロックできません。

 

本日のように天気がいいときはまだましですが、風が強かったり、気温が低かったりすると手が冷たくて大変です。

 

before

 

after

 

帰路はゲレンデを気持ちよく滑って終了。(写真は撮りませんでした。)

 

お手軽ですし、ルートがはっきりしているので、スノートレッキング入門にはもってこいのコースだと思います。