環境農政委員会県外調査2日目❣今日は江別と室蘭で… | 神奈川県議会議員 石川ひろのり

8月22日(火)環境農政常任委員会県外調査2日目、午前中は北海道江別市にある「地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 食品加工研究センター」を視察させて頂きました。この食品加工研究センターの研究重点項目に、北海道の豊かな一次産品を活用した食産業の育成と位置付け、北海道の農水産物を原料とした北海道食品の研究開発に取り組んでいます。また、全国7つの国際戦略総合特区の中で唯一食に関する総合特区として国から指定を受けており、先端的な研究を行っています。神奈川県においても農林水産物の高付加価値化による農林水産業者の6次産業化の取り組みを支援していることから、このセンターの支援あり方をぜひ神奈川県の6次産業化の支援について質疑に活かしていきたいと思います。
 午後は、室蘭へ…。室蘭市内にある「中間貯蔵・環境安全事業株式会社 北海道PCB処理事業所」を視察。平成28年4月から神奈川県の安定器等の汚染物処理を開始しています。神奈川県はポリ塩化ビフェル廃棄物の適正な処理を推進する処理計画を定め、PCB廃棄物の確実かつ適正な処理の取組を行っています。関東、東北、北海道からのPCB汚染物質を受け入れてくれている現地を視察させて頂き、改めて廃棄物の処理の難しさを感じました。また、室蘭市内で処理施設を造ることに対して、受け入れるための安全対策にはこれでもかというくらいの対応がなされていました。
 この調査をしっかりと、今後の質疑に活かして参ります。