老後の生活③-老後の試算④ | ヒロMのシニアライフ

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老後の良き生活スタイルの為に
(genからヒロMに改名しましたのでよろしくお願いします)

先ずはアメリカ株の情報から
今日12月23日(金)が終わった時点で、

Dow Jones, +0.53%, 33,203.93 (+176.44)
S&P 500, +0.59%, 3,844.82 (+22.43)
NASDAQ, +0.21%, 10,497.86 (+21.74)

若干上値を付けている中でテスラが最安値更新中だ。
テスラ株を持ってる者は気が気ではないだろう。
まぁそれが株と言えば株なんだが。

この前に家のローンの話をしたのでその話の続きをしようと思う。

この前も言ったが家のローンは退職後迄引きずるものではないと言った。まして70を超えてから30年ものローンを組むなど愚の骨頂、馬鹿にも程がある。

しかしその馬鹿がここにいる。正にその馬鹿がこの私だ。今から30年経てば確実に100歳を超えている。どう頑張った所でローンの返済など出来る訳がない。

しかし私とワイフはそのローンを組んだ。勿論今始めた訳ではない。実際には14年前の2008年に家を買ってローンを組んだ。しかしそれにしてもその時で既に50代の後半になっていた。

それから今日までに2度リファイナンスをやった。リファイナンスと言うのはローンの組み直しの事だ。目的はローンの利子を安いものに落とす為。

つまり今のローン残金を元本として新たにローンを組む事だ。その時のローンの利子が低ければ得をする。ただしその為には今まで支払らった分をゼロにしてローンの支払い年度がまた一から始まる。

去年の暮れにリファイナンスをしたのでローンが今からまた30年あると言う事だ。その分月々の支払額は減っている。しかしラッキーだった。我々がリファイナンスしたあと直ぐにこのインフレでローンの利子が一気に2倍に上がった。

しかし普通はそんな歳になって家など買わないだろう。即金で買える金があれば別だがまずそんな歳で家のローンなどは組まない。

では何故家を買ったのか。理由は簡単だ。家が欲しかったから。それに尽きる。ではどうして返済するつもりだったのか。別に始めから完済するつもりなどない。払える所まで払うだけだ。

払えなくなれば家を手放せばいい。もしくはそれまでに死ぬだろう。死ねば払う必要もなくなる。それで終わりだ。

ただ今日本では住宅ローン破綻と言う問題が急増していると聞く。その原因としては「長引くコロナ禍の影響」とか「金利の上昇」などだろう。

日本では持ち家比率は6割を超え多くの人達が住宅ローンを利用していると聞く。所が昨今のコロナ禍の影響で給料や収入が下がり予定の返済が出来なくなったと言う事もあるだろう。

また金利上昇で返済が難しくなったと言う事もあるだろう。ただし固定金利にしていればこの問題は防げたはずだ。変動金利制を用いていれば難は逃れられないだろうが。

しかしこれはかってのリーマンショックで学んだはずだ。私達は全て固定金利なので金利上昇の影響はない。ただ今新規で家を買う者には厳しい状況だろう。

後は無理な返済計画だろうか。支払い能力ギリギリかそれ以上、もしくはボーナスなどを当てにして無理して組んだ返済計画と言うものは世の中の変動に応じて破綻する時がある。

それ以外にも収入が減る時期と言うものがある。それは再雇用を含めたリタイアと完全リタイアだ。私の場合はそれが同時期で69歳だった。確かにこの時期で収入は大きく減り年金生活者になるのだから無理もない。

それでも今はまだ二人だから何とかやって行ける。しかしこれが一人になったら支払いは無理だろう。その時は家を手放すしかない。

だから大事な事は金額や時期も含めて無理な返済計画は立てないと言う事だ。

私達の場合は仮にローンが払えなくなって家を手放す事になっても今の時点では私達の家は買った時よりも値上がりしていて「負債」ではなく「資産」になっているので売って残りのローンを返済しても利益が出る。

だから家を売っても借金を抱える事はないだろう。それだけは助かっている。しかしまぁ、私達の様な無茶なローンは組まないのが一番だ。

今回はこんな写真にしてみた。

ではまた。
ごきげんよう。