義理兄の通夜と葬儀に列席しました。
59歳だったようです。
義理姉には
「あなた達夫婦は心臓病を持ってるんだから突然こんなことにならないように気を付けてね」と
自分が辛い時なのに説得力あるお言葉をかけて頂きました。
私は高校3年生の時に実父を亡くし何も分からないまま大人になりましたが、甥っ子たちはまだ20代。
これぐらいの年齢になってくると父を亡くした悲しみや寂しさは高校生だった私とは違い計り知れないだろうなと感じました。
で、ちょっと気になったこと…
列席された方々はだいたい皆ですが、甥っ子たちに
「お母さんを支えてあげてね」と声をかけてるんですね。
私の時は流石に若かったのでそんな言葉をかけてくる人はいませんでした。
もし私が甥っ子たちの立場だったら
「僕たちもまだまだ支えてほしいんだけど…」と思っているだろうなぁ
甥っ子たちはまだ独身なので
この声掛けは適正なのか?
彼らにはまだ酷な言葉じゃないのか?
と感じました。
それに今私も結婚し夫と共に生きてますので
夫を亡くしたお義姉さんの気持ちを考えると胸が締め付けられる思いでした。
それと同時に、実母の当時の気持ちを考えてしまい
高校生だった私が当時感じなかった思いが今になり溢れてきて
実母に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
歳を重ねていって大人になっていくことを実感できた2日間でした。
ちなみに…
前も書きましたが、神道の通夜・葬儀は初めてでして…
作法など色々調べていったのですが
装飾品はNGというのは今の時代特に気にしなくてもいいよとの事で…
まぁ喪主である義理姉も真珠を身につけていたので大丈夫のようです。
そして…
仏教ではお焼香以外は立ち上がりはほとんどなくお経の間は座りっぱなしですが、
神道では式中の列席者は斎主の声かけで起立や着席を何度も行うんです。
なんだか皆で式を執り行ってる気分が倍増しました。