ホープ君の温めてあげないとっていう言葉と同時に、ホープ君と空君と愛ちゃんは、赤ちゃんニャンコたちを、それぞれがそおっと母猫さんのおっぱいから離して、抱き上げて手の中に包まれている。
『可哀そうに』って言いながら、三人は、手の中のニャンコたちを洋服の中に
母猫さんは、エンジェルさんが抱いている。
『死んじゃ、駄目よ。頑張らなきゃね、お母さん』って、母猫さんに声を掛けている。
隊長さんとストーンさんが
『どこか、雨に当たらないところを捜してくる、何か食べ物も』って言って、走り出そうとしたので、僕らはって、アッちゃんとリッちゃんは、慌てて思わず二人に噛み付いてしまった、軽く、多分、軽く。
『隊長さんもストーンさんも、慌てないで。母猫さんの食べ物と赤ちゃんニャンコのミルクは、僕らのペンダントの涙で。それで少し落ち着いたら、母猫さんと赤ちゃんたちを、猫さんと犬さんにフューチャーちゃんちに、連れて行ってもらいます』って、僕が言うと、隊長さんが、
『ああ、そうか、分かった、分かった。任せて』って言いながら、僕らや手のふさがっている空君と愛ちゃんのペンダントから、涙を集めて母猫さん、赤ちゃんニャンコたちの唇に。唇に付いた僕らの涙を、みんなが舐めている、母猫さんも、ちっちゃな舌で赤ちゃんニャンコたちも、一生懸命に舐めている。
みんなの体が少しづつ、動き出してきた。空君が抱いている赤ちゃんニャンコが、最初に元気な声で鳴いた、次にホープ君が抱いている子、愛ちゃんが抱いている赤ちゃんニャ子が鳴かない、唇の涙を舐めているには舐めているんだけれど、舐めかたに力がないというか、なんか下手くそで
『どうしよう、この赤ちゃん、上手く舐められないから、元気になれない』って、愛ちゃんが泣きべそをかきながら言うと
『愛ちゃん、その赤ちゃんをお母さんに』って、エンジェルさんが
『お母さん猫さんは、元気になったの』って、愛ちゃんやみんなが覗くと、お母さん猫さんは、エンジェルさんの腕の中で、どうなっているの私は、私の子供たちはどこって、捜しているように首を回すことが出来るようになっていた。
つづく