『何から、始めるか』

僕は、少しの間、目を閉じて考えていた、その僕のことを、みんなが熱い視線で見ていることが、目を閉じている僕に、痛いくらいに伝わってきた。こんな時の僕は、いつもそうなんだけれど、考えれば考えるほど、何も浮かんでこない。そんな僕のことを、よく知っている質問してきたリッちゃんが、今度は、テレパシーを送ってきて

『元ちゃん、僕、知っているよ。何も、いい案が浮かばないんでしょ。考えたりしないで、いつものように行き当たりばったりでいいんじゃないの。その方が、元ちゃんらしくていいよ。僕が、聞いておいてなんなんだけれどさ』って、ったく、リッちゃんたらって、そう言われてみると、そうかもしれないって思ったら、気が楽になって

『真ん中に行こう。この国の真ん中』って、僕は、思わず言った。

そうしたら、赤い地球の赤い毛の猫さんと犬さんが、

『この国の真ん中に行くのなら、任せてください。お城の中には、仲良くなった猫さんや犬さんたちがいますから、彼らに案内を頼みましょう』って、

『私たちは、何もお手伝いできません。でも、みなさんが、お城の中で悪魔と戦い始めたら、ここのバリアを解いて、傷ついた人たちの手当てを』って、赤い地球人のお母さんが、言うと

『でも、危なくないの、悪い人が入ってきたりしないの』って、愛ちゃん

『そうだよ、もし悪魔が入ってきても、赤い地球人は戦えないんでしょ』って、空君も言うと、フューチャーちゃんが

『心があるから、それに悪魔の心を持った人たちは、ここには、きっと近づけない。ほら、見て、気が付かなかったかもしれないけれど、あっちこっちに星の十字架が、それに、にんにくも、すごいでしょ』って言ってから、お父さんとお母さんに、これでいいのよねって確認するように見てから、僕ら方を見た。

そうか、赤い地球人の人たちは、もしかしたら心で戦っているのかもしれないって、それって、僕らも最後は、心の戦うって言うか、気持ちで戦うところが、あるような気がした。

『そうだよね、心だよね。僕らも、正義の心で、戦うんだ。地上に人たちが、安心して笑えるよう』って、僕が言うと、アッちゃんとリッちゃんは、ちゃんとお座りをして胸を張り、空君、愛ちゃん、隊長さん、ホープ君にストーンさん、エンジェルさんは、胸に拳を当てて、

『正義の心で』って、


       つづく