土、日曜日は哲学の道はやはり観光客の方がいっぱいでした。
おかげで、1散歩10回くらいは「かわいい!」と言ってもらえる。げんも満足そうです。
中にはわんこ苦手な人もいるから、いい気になっていてはいけません。
表情を見極めて、嫌そうな人からは、少し距離をとる・・・
以前、前方から歩いてきた女性が、満面笑顔で・・・
「かわいいわんちゃんですね!」「ありがとうございます。」と笑顔で応じ・・・
「でも、私、わんちゃん苦手なんです!」
笑顔がそのまま固まった・・・・Σ\( ̄ー ̄;)
いやいや、嫌いなら、わざわざそんな笑顔でほめながら近づいていただかなくても・・・
それに、げんは全然そのお姉さんに興味なさそうだったから、飛びつく心配もなし・・・だし・・・
ってかんじでした。
で、もとにもどって、この土日の会話で印象に残ったもの・・・
紅葉を楽しみに来られた様子の年配の上品なご夫婦・・・
旦那さんが話しかけてこられました。
「柴だ。うちにもいたんですよ。19年と41日。」
奥様は、ほほ笑んでらっしゃいました。まだ若いのか、尋ねられ・・・
屋内で飼ってられたようです。
亡くなったそのわんこを懐かしみながら、げんをいとおしそうに見てくださった。
19年と41日。。。。そう答えられたとき、あー、その子はすごく愛されていたんだな、って心が暖まりました。
日曜日には・・・・
散歩の帰り道、また帰りたくないげんは、いやいやをして、てこでも動かなくなり・・・
もう、抱っこですよ。
抱っこして歩きだすと、おばさまのグループとすれ違う・・・
「まぁ、わんちゃん!」とか「かわいい」とか口々に・・・・
そして、最後尾のおばさまが
「あなた見てたら・・・うちに置いてきたわんこが気になるわ」ってにこやかにおっしゃった。
その気持ちわかるなぁ・・・ってしみじみ。
旅行中の方々との会話は、なんだか優しい内容が多いように感じます。
楽しい旅にしてくださいね、と心の中でつぶやいた。