いつのまにか そこそこ老齢な歳になり
体も頭もあちこちポンコツ度が増してきているなかで
まだギターを弾いている。
(もちろん趣味として)
弾いてはいるが 若いころのようなわけにはいかない。
以前はギターを手に取ると 1時間など簡単に過ぎていた。
今は違う。
15分もしないうちに 体が痛み出し 睡魔が襲ってくる。
とくに機械的な運指トレーニング時に顕著で
具体的な曲の練習にたどり着かないことも多くなった。
そんな情けない状況の中でもいちばん困るのが
指の関節と指先の痛み。
言い訳だと言われること承知で言わせてもらえば、
左手小指の関節は いわゆる「ヘバーデン結節」で
膨らんで曲がっている。
そのため 指を大きく広げる運指には限界が見えてきたし
小指でのセーハは 関節部分にあたる弦が鳴りにくい。
また、右手はピックを使わないクラシックな指弾きスタイルなので
タッチ強めのままスチール弦を長時間たたき続けると
爪の付け根が悲鳴を上げ始める。
そう もう
勢いで乗り切るとか
がっちり鍛えて乗り切るとかの 無理が効く身体ではないのだ。
長く楽器と付き合うためには
身体へのいたわりが必須な年齢になったということなんだろう。

そんな限界を意識しつつも
いまさらながら見えてくることも増えてきた。
いまはジャズギターがメインジャンル。
コードやスケール、方法論もわけわからん事ばかりなのだが
少しずつでも「慣れ」てくることもあって
以前よりも指板上の図が見えるようになってきた。
まぁ 見えるようになってきたのと
縦横に動けるのとは同じではないけれど、
何も見えない海をやみくもに泳いでいるのと
座標が見えている中を選択しながら進むのではずいぶん違う。
小さくとも進歩や成長と言っていいはず。
で、見えてくれば解決に近づくと思っていたのだが
面白いことに、見えてくるほど
新しい疑問や課題が増えて広がり
解決はさらに遠方に遠のいてゆく。
課題の膨大さを思えば絶望的な気分にもなる一方で
音楽の面白さも広がり深まる。
頭の良さも才能もない人間は
「慣れ」の積み重ねで ちびちび進むしかない。
ひとつ積んでは…
いや やっぱ
楽しくいこ









あぁ やっぱ クラシック系のギターも
