薬は、体の中で、どう働いているの~
薬を飲む
↓
体の中のタンパク質と結合します。
↓
効果を発揮
体の中で、薬と結合出来るタンパク質を
「結合タンパク質」 といい、
薬と結合できないタンパク質を
「非結合タンパク質」 とよばれています。
また、タンパク質と結合できなかった
くすりを飲む
↓
体内に吸収され、血管内へ
↓
くすりと「結合タンパク」が結合する
↓
結合したことで、細胞の門が開く↓
↓
薬と結合できなかった遊離薬物が、
血管癖を通りぬけ、細胞内へ向かう
↓
開いた細胞の門から、「遊離薬剤」 がこの門を通過~
(まさに連携プレイ~)
↓
薬の効果が発揮するのです
薬の効果がUP
薬の効果を得るには、多くの「結合タンパク質」が
必要になりますね
なぜ?高年齢になると薬が効かない~
薬は「結合タンパク質」と結合して、初めて効果がでます。
しかし…
お年寄りに多いと言われているのは「非結合タンパク質」です。
年齢とともに高血圧薬など
お薬を常用する人も多いです
薬をたくさん飲んでいるため、「結合タンパク質」が減少?
薬はタンパク質と結合できな~い
細胞の門が狭いため、開かれないから薬の効果は弱い?
……のかもしれませんね< />< />
薬の作用と栄養素(タンパク質)のバランス~
薬の効果 = 体の中の栄養素 → 筋肉量は維持
薬の効果 > 体の中の栄養素 → 筋肉量は減少
抗癌剤などで筋肉が落ちた~、体力が落ちた~
良く聞きます
筋肉量が減ると抗癌剤の効果が悪くなったり、
免疫がさがる~も良く目にすることです
筋肉内では、タンパク質が作られています。
筋肉量を減少させることは、
結合するタンパク質を減らしてしまうのかもしれません
考える 薬の副作用~
最近、子宮頚癌ワクチンなど
多々、薬の副作用の話も良く耳にします
若年層 (筋肉がしっかりしている子に多いかも?)
↓
筋肉内で結合タンパク質がつくられる
↓
薬が効果的
↓
遊離したタンパク質が多い
(分量が体に適していなし??)
↓
薬が効きすぎる~
↓
副作用
子宮頚癌ワクチン、日本人の摂取量?
と考えてしまいます
また、インフルエンザワクチンに関しても
2010年までは、
1歳未満は0.1ml/回、1~6歳未満は0.2ml/回、
6~13歳未満は0.3ml/回、13歳以上は0.5ml/回で、
13歳未満は2回接種、13歳以上は1回接種でした。
2013年からは、
生後6ヶ月~3歳未満は0.25ml/回、
3歳以上0.5ml/回は大人と同量となり、
尚、13歳未満は2回接種、
13歳以上は1回または2回接種となっています。
この量では小児のインフルエンザ予防効果(抗体量)
は十分ではないと増量になったようです。
長生きし、健康寿命をまっとうしている
お年寄りの人は元気で、
しっかりした筋肉を持っています
ワクチンなどの薬は、生命に不可欠なタンパク質を
消耗してしまいます。
ワクチン、薬づけで「元気な大人」になれるのでしょうか
「この量では小児のインフルエンザ予防効果(抗体量)
は十分ではないと」増量になりましたが
薬は、「結合タンパク質」と結合して
効果がでます。
十分ではないと増量するよりも
「薬が効かない体」を考えるべきではないでしょうか?
薬の副作用・・悪性症候群~
昨年、胃腸炎にかかった我が子
胃腸炎が流行っていて
朝から、少し吐き気があるからと受診
点滴後に 「悪性症候群」 を引き起こし
「多臓器不全」になり、恐怖を経験した私も
薬の副作用は、他人ごとではありません
「悪性症候群」はプリンペラン(吐き気止め)の
薬剤を点滴したことにより発症しました。
点滴中から、落ち着きがなく
医師に確認「良く効くようにしてる吐き気どめだよ」
夜中より、筋肉の吊りから始まり、
筋肉の痛みから、呼吸苦を訴え意識消失
調べた結果、
プリンペラン(メトコロクラミド)に50㌫のブドウ糖
(吐き気は、その日の朝からでただけで
低血糖になっていたわけではありません。)
昔、抗生剤の点滴でショックを起こされた
患者さまがいました。
そんな時・・・
Dr同士の会話の 「抗生剤は生理食塩水のボトルで、
ブドウ糖で希釈すると強い作用がでる場合もから~」と
話されているのを思い出しました。
甘いものといえば「糖尿病」
血中の「総蛋白値」
個人差はあるものの、ほぼ一定
私の場合は7.0-7.2g/dlをうろうろ
糖尿病初期の人は一般にやや高め
6.8g/dl以下と低値になれば、インスリンが少なくなるの?
・・・と観察
(インスリンは、アミノ酸でタンパク質から作られているから)
「良く効くようにした吐き気どめだよ」
今となっては、
なぜ?高濃度な糖を入れる必要があったのか
2時間待ち時間の空腹時の息子の体に
「50㌫のブドウ糖」
これが、劇甘のブドウ糖が体に反応して
多量な結合タンパク質を増やすことになり
強い作用をしたのかもしれません。
食後に薬を~薬の作用が変わるかも
「悪性症候群」吐き気止めだけでなく
眠り薬、麻酔剤などでも発症しやすいようです
http://www.naoru.com/akusei-sy.htm
薬が効く体に~
薬は効くではありません。風邪を治しなさいと
指示をしている先生にすぎないです。
結合タンパク質がないと効果はでません。
そんな私自身も体験から反省し、
今は効かなかった頭痛薬も
1/3の量で効くようになっています。
効かないでなく、効かせる体と
副作用の出ない、体に対応できる分量の
お薬でなければならないのだと
子供を通して経験しました。
追伸~
案外、多くの薬を飲まれているお年寄りに副作用は少なく
若い人の方が 「気分が悪い」などのショックがおきやすいです。
・薬は食後に
・筋肉のしっかりしている若い人は「結合タンパク質」
が多いかも~
風邪薬を飲んで効かないではなく
副作用で免疫が低下しているのかも
・お薬だよりにならず、体をやすめましょう
お薬は、必ず副作用があります。
お薬で筋肉は落ちていませんか
女性ホルモンなどの働きがよい健康な人なら
お薬で筋肉が落ちると太った?
ホルモンの働きも悪くなると痩せた?
筋肉を落とさないように、
健康管理のために自己観察してくださいね