「中二病」って言葉もあるくらいなので
思春期真っただ中の中学二年生は
いろんなことを感じ、悩み、傷つき…
自分の世界を構築していってるのですよね。
中二病に関してはきちんと定義があるようですが
それを抜きにしても
14歳、難しい時期だと感じます。
家族で
中二の息子くんを含め話していた時に
トーちゃん(ダンナさん)が自分の中2~3の頃の話をしてくれまして
普段、そんなこと話す人じゃないのに
別に
息子を諭すとかでなく
ただ、トーちゃんは当時の自分の話を短く話してくれただけなんですが
私も
心を大きく揺さぶられたんです。
何かに触れたのか
気づいたら息子も泣いてた。
みんなそういう時期がある。
世の中の全員、
14歳を過ごしてきたし、あるいはこれから14歳を過ごす。
トーちゃんの口からトーちゃんの経験が語られるという、
それはものすごく貴重なものだと感じた。
そして自分の親や周りの人のSTORYも
きっとすごいパワーがあるはずだと思った。
息子にも
今のこの時期を語るときがくる。
そう思ったら
48歳の今の私も立派な物語になるんだろうなと思った。
自分を正直に発する力ってスゴイ。
自分の経験を話すとき、
それがどんなに小さい経験だったとしても
その言葉には力が込められているから。
振り返れば
自分の親のSTORYってなかなか知らないものだ。
結婚前の仕事が何だったのか
部活は何をしていたのか…
親のSTORYの“目次”は知っていても
その時期に何を考えていたのか、どんな思いをしていたのかまでは
なかなか知り得ない。
今の自分の年齢の頃ってどうだった?って
聞いてみたいね。
もしかしたら
すごい苦労してたかもしれないし
自分とあんまり変わらないかもしれない。
でも
自分以外の人のSTORYから
自分の思いを見つけることはできる。
どんな偉人の本よりも
生で聴ける言葉の威力を改めて味わった。