地域を生きる、地域で生かす | 札幌スタイルの会社づくり

札幌スタイルの会社づくり

クリエイティブで、楽しく、自分の大切な人を幸せにできる暮らし、仕事、特に『ものづくり』のこと。

{D9806D8B-E004-421E-9E0E-5F77B64A1762}

昨晩から、400年の伝統工芸の町、富山県は高岡市に来ています。

9/22〜26の5日間、高岡クラフト市場街2016という今回で30回目を迎えた高岡市あげてのクラフトイベントがあり、そこでの出展と、セミナーパネリストとしての参加として、2回目となる訪問です。

{82E9E651-ED84-4607-B84A-F03FAC7CDF49}

到着直後から『天然のいけす』と言われる富山湾の鮮魚の刺身をから始まった打合せという名の食事会。美味しかったです。(笑)

今回のセミナーのテーマは『地域で生きる、地域で生かす』。

{94D2656A-03A6-45A4-8919-B86286EF1349}

高岡は鋳物や銅器で有名な、400年続く伝統工芸の町。そして、数々の有名デザイナーを輩出してきた歴史もあります。

一方で、伝統産業は衰退し革新が必要でした。その先駆者的な1人として、モメンタムファクトリーの折井さんがいます。

札幌は町自体の歴史が150年しかない新しい街。伝統産業はありませんが全国屈指の観光地であり、地元のものづくりを札幌市が認証する『札幌スタイル』が11年目となりました。昨年から、新たな取り組みとして高岡市とのものづくりの連携(コラボ)を進めています。その札幌スタイル機構を代表して、私がお話しさせていただきました。

また、金属加工製品として様々な中小企業が集まる新潟県は燕三条の工場の祭典『KOBA FES』等、先進的で楽しいものづくりイベントを仕掛けている玉川堂の番頭を務める山田さん。

この3つの地域での活動から、これからの地域のものづくりのあり方についてのパネルディスカッションを行いました。

基調講演の黒川先生の基調講演では『二律背反』をテーマとして、地域を生きながら世界で活躍すること、型を守りながら型破りに活躍すること等の大切さが語られました。

これからの時代は変化が激しく、先が読めない即興的な時代です。国境のない情報と人と物とお金の動きも加速しています。

そんな中で、個として自立しながらも、相互に連携して相乗効果を上げ、グローバルにインパクトをもたらす活動の必要性がますます高まっていることを、私自身も今回のセミナーを通じて実感しました。

{390AEA4E-BC1F-4079-9DAF-2F465DB619FF}

同じ会場(ウィング・ウィング高岡)では、札幌スタイルの展示会も開催されています。

{EA39BA7A-3557-46B1-A0BB-4642A9929E53}

今回は昨年よりも規模を拡大し20社ほどが出展しました。

{8F268413-9CFA-4292-A5DF-CC6D39E8D120}

SAVON de SIESTAの商品もあります。

高岡近郊の皆様、よろしければ足をお運びください。

{AB249B5E-B1D0-4A1A-AB7C-1920B2EFCFD6}

【札幌スタイル in 高岡クラフト市場街】

期間:2016年9月22日(木)~25日(日) 
時間:10時~21時 (25日は15時まで)
会場:ウイング・ウイング高岡1Fロビー
 (富山県高岡市末広町1番7号)

▼詳しくは

{C0E1B645-9EE4-4EC7-8C81-E9F507A0BDB8}

会場は先着100名が満席でした。

今後、各地の連携で消費者にびっくりしていただけるくらいすごいものができることを期待しています。

{9D6EEB1F-E4EB-4890-82B4-09EB7A6F9461}

夜は懇親会が深夜過ぎまで続きました。本当に熱い夜でした!

折井さんに紹介いただいた、京都で12代目となる漆屋さんの跡取りとなる望月さんの話がブッ飛びすぎていて、衝撃的でした。しかも、見た目と中身のギャップが大きすぎて、ダブルショックです。

某有名俳優さんが叔父さんだったり、某有名起業家や女優、アーティストと親しい友達だったり、スイス銀行の責任者との友好関係があったり…そこから出る名前以上にその話の内容が濃くって、まるで映画の中にいるような感覚でした。

他にも素敵な出会いがたくさんありました。

知らず知らず高岡にすっかりハマってしまっています。