源の意識で自分を見る本 



 

今日の瞑想時にふいに

思い出したことがあって。

 

 

 

高卒で初めて就職した会社の記憶。

 

 

 

小さな営業所だったんだけれど

みんな仕事の出来る人たちで。

 

 

 

先輩の事務員さんは

綺麗でおしゃれで仕事も出来る

当時のわたしから見たら

憧れる存在でした。

 

 

 

初めて「仕事」というものを

するようになって思うようになったこと。

 

 

 

 

あぁ、わたしって

仕事ができない人間なんだ。

 

 

 

 

教えてもらっても

すぐに覚えられない。

 

 

 

言われたことしかできない。

 

 

 

時が経つにつれて

上司や先輩からの風当たりも

強くなり、得意先の人からも

「使えない事務員」という

イメージが定着し始めていきました。

 

 

 

普通さ、仕事でわからないことが

あったら、自分で調べたり

勉強しようって思わない?

 

 

 

って先輩事務員から言われた時に

思ったんです。

 

 

 

 

あ、わたし全く思わないわ。

 

 

 

 

って。

教えられたことすら

ままならないのに

それ以上のことをやろうなんて

思えないし、発想も湧かない。

 

 

 


その時の体験は

わたしにとって

ものすごいショックな

出来事だったということを

ここ数年でようやく受け入れられる

ようになったなぁって感じていて。

 

 

 

人は、悲しい体験や惨めな体験をした時

その感情を味わうことを避けがちです。

 

 

 

これは、無意識に避けてしまうので

自分では気付けないんですよね。

 

 

 

なぜなら

自分がそんな惨めで

みすぼらしい存在だ

なんて思いたくない

から。

 

 

 

今日の瞑想でその当時の

記憶を思い出したのは

もう、思い出して味わっても

大丈夫な土台が出来た

という合図だったように思います。

 

 

 

そして、今ならこう思える。

 

 

 

やりたいことじゃなかったから

積極的に調べようとか

勉強しようと思えなかっただけ。

 

 

 

なんとなく選んだ会社に

なんとなく就職して

なんとなくお給料をもらって

好きな物を買えたらいいや。

 

 

 

こんなマインドで選択した場所

だったから、そりゃあ

仕事にやりがいなんて感じられないし

働くということに対して喜びも

感じることが出来なかったよなって。

 

 

 

そして、そんな自分に対して

適当で愛のない選び方をした場所だから

関わる人達からも、適当な扱いを

受けていただけ。

 

 

 

全部、自分が選んだ現実でした。

 

 

 

内側が外側に反映される

というルールを知った今

過去のあれこれを分析すると

本当にルールに則った

生き方をしてきただけだな

ってよくわかります。

 

 

 

ムカつく上司も

嫌味な先輩も

自分の内側の反映。

 

 

 

当時のわたしの意識が

そのまんまキャストとして

登場していたなって。

 

 

 

でも

どんな選択のしかた

だったとしてもその時の

自分はそれがベストだと

信じていたわけで。

 

 

 

だから、今のわたしが

当時のわたしにかけてあげたい

言葉は「よく頑張ったね!」

だなぁって。

 

 

 

しんどかっただろうに

怖かっただろうに

よく6年も続けたねって。

 

 

 

どんなに不甲斐なくても

あんたはよくやったよって。

 

 

 

この視点になってみて

気づいたんです。

 

 

 

ああ、これが源の意識かって。

 

 

 

どんな自分でも

どんな状態でも

すべて許されていて

すべて愛されていて

すべて認められている。

 

 

 

源の意識で過去の自分を

見た時に責める言葉なんて

一言も浮かばなくて。

 

 

 

この視点から常に常に

わたしたちは見てもらえている。

 

 

 

この全肯定と全許容を

わたしたちは「他人」から

もらおうとしているから

おかしくなってしまうんだなって。

 

 

 

自分で自分を認めてしまえたら

それで全てが完了する。

 

 

 

過去すら変えられる。

 

 

 

そう考えたら

自分が秘めているパワーが

どれほどの威力があるのか。

 

 

 

そりゃあ、現実を創造出来ちゃうよね

って改めて自分が持っているパワーを

実感したのでした。

 

 

 

人に

認めてもらおう

愛してもらおう

許してもらおう

と、「もらおう」とするのを

もうやめよう。

 

 

 

もらおうとするから

いつだって枯渇した感覚を

手放せないんです。

 

 

 

もうすでにある。

 

 

 

その意識でいれば

「足りない」からの出発とは

全然違った選択と行動を

するようになります。

 

 

 

足りないという周波数と

満ちているという周波数は

全く違う領域にあるから。

 

 

 

何かを決める時。

何かを始める時。

 

 

 

不足を補おうとする意識から始めるのと

満足している意識から始めるのとでは

創造できる現実はまるで違ってきます。

 

 

 

幸せになりたいと願うなら

不幸な意識で望むのではなく

幸せを感じている状態で望むこと。

 

 

 

どうやって?

 

 

 

よく目を凝らせば

気づけるはずです。

 

 

 

幸せを感じられるものが

そこかしこに散りばめられている

ということに。

 

 

 

それに気づくための

ひとつの方法が

「今この瞬間を味わう」

ということ。

 

 

 

お風呂に入った時の気持ちよさ。

 

 

 

美味しいごはんを食べている時の満足感。

 

 

 

ベッドに入った時の安堵感。

 

 

 

日常の当たり前のルーティーンを

じっくり意識して味わって見て下さい。

 

 

 

その瞬間、あなたは

なんの問題もないし

なんの不快もないし

なんの悩みも感じないはずです。

 

 

 

ただ、気持ちいい。

ただ、至福

ただ、嬉しい。

 

 

 

この一瞬一瞬の積み重ねが

あなたの現実を創り上げていく。

 

 

 

そう考えたら

見たいものを見て

感じたいものを感じていよう

ってきっと思えるはずです。

 

 

 

今日のあなたは

何を見て

何を感じましたか?

 

 

 

 

 

 

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