この夏のドラマ「スカイキャッスル」にハマってるウイリアム。
このドラマ「スカイキャッスル」は、子どもの受験戦争をテーマに、セレブ妻たちがドロ沼のマウントバトルを繰り広げる！！というサスペンスミステリー。
第１話でいきなりセレブ妻役の戸田菜穂さんが自殺します。
子どもたちを受験地獄に追い込み、セレブ妻同士でマウントバトルが。
戸田菜穂さんも息子を受験地獄に追い込んでいたのですが、息子が家政婦の若い女性と恋愛になり中学生で子どもまででき、母である戸田菜穂さんと縁を切る行動に出ました。
そのショックから自殺してしまった戸田菜穂さん。
母と子のマインドウォー。
母からの支配。
その母からの支配を逃れるために母に反撃し、そのショックで母は死ぬ。
このシーン、似たようなのを私の身近でもあった。
以前にもどこかの記事で書いてますが、私の弟子のネリマが獅子座の月とさそり座の冥王星がスクエアなので、ネリマは幼少期から母親に支配され、自分のやりたい夢も捨てさせられ、医者になる道を強制され受験地獄へ入っていき、医大に入学し、医者にはなったネリマ。
月は母親を表し、冥王星は支配被支配を表すので、月冥王星スクエアを持つ人は、母からの支配に絶望するパターンが非常に多いのです。
医者になるというところまでは母親の支配のままに生きていったネリマですが、医大生の時に私のポーカーサロンで私の弟子となったネリマは、いつまでも母親の支配のままに生きてなるものか、と月冥王星スクエアの絶望感から脱して希望の道へ向かうべくマインドをポーカーで鍛えていきました。
そして勤務医となって３年ほどしたあたりでネリマは、母親になんの相談もせずに突然に勤務医を辞めてしまいます。
勤務医をしつつ私の弟子としてサロン活動を始め出したネリマは、月冥王星スクエアを乗り越えるべく、母親からの支配から脱し、自己実現への道へと向かいました。
すると、信じられないことですが、ネリマが勤務医を辞めた数年後に、ネリマの母親は突然ガンとなり、そこからすぐに亡くなってしまいました。
ドラマ「スカイキャッスル」では息子に大反抗されて自殺した母でしたが、ネリマの母も自殺ではないですが、息子への執着から脱することができずに、病死してしまうことになったのです。
月冥王星スクエアという母子戦争。
恐ろしい。
これはドラマの世界だけではない。
現実にネリマは経験してるし、月冥王星スクエアを持つ人は、母子戦争をやってるパターンが多い。
夏の別のドラマ「笑うマトリョーシカ」では、櫻井翔さんが母である高岡早紀さんから支配されて政治家として出世していく様が描かれていて、ただ、その後櫻井くんがいつまでも支配されるかはまだ不明です。
このドラマも母子戦争とも言える。
そして皮肉なことに、櫻井くん自身のホロスコープにも山羊座の月と天秤座の冥王星のスクエアがある。
皮肉すぎる・・・
先日取り上げました中丸雄一さんにも月冥王星スクエアがあったのですが、もしかすると中丸くんにも母子戦争があったのかもしれない。
母からの支配。
その支配に負けるのか？
その支配に立ち向かうのか？
子どもに反抗されたとき、親はどうするのか？
反抗された絶望感から自殺してしまうのか？
病死してしまうのか？
もう月冥王星スクエア母子戦争なのです。
個人と個人の戦争。
母と子という家族間戦争。
ネリマはこの戦争に勝ったのかもしれないけど、母を亡くした。
そんなのは悲しすぎる。
だがネリマも生存するために必死だった。
母の支配から脱するためには、母を否定するしかない。
母から自立していくしかない。
その時、その子に依存してしまってる母は絶望する。
最悪は絶望が死につながる。
そんなのは悲しすぎる。
いくら母であっても子を支配してはいけない。
そんなものは人権侵害なのです。
支配してる母は気づくしかない。
気づかない限り、その行く先は地獄しか待っていない。
気づかない限り、支配された子どもが敗残者のようになっていくか、子どもに反抗されて自分が亡んでいくか、のどちらかの地獄しか待ってない。
気づこう。
ドラマの戸田菜穂さんも、ネリマの母も、同じことを言っていた。
「あなたのためを思って」
と。
この言葉を子どもに言う母は気づいた方がいい。
ちなみに私は戸田菜穂さん大好きなので、ドラマとはいえ自殺して死亡するシーンを見るのは悲しかった。
気づこう。
地獄に行き着く前に気づこう。
地獄に行ってからではもう遅い。
【追記】
なんと、師匠の月華さんも本日、月冥王星スクエアについて書かれてますので、そちらもご参照ください～
note記事：「芸能人の仮面」もお読みください～
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