ウイリアム・リリー著の「クリスチャン・アストロロジー 第3書」より
水星と金星が混ざり合う職業について。
もし水星と金星が技芸か職業を意味するなら、非常に独創的で、流暢であったり、楽しく会話する人であると分かる。
出生図の持ち主は口数が多く、気まぐれで、非常に陽気である。
水星と金星はたいてい音楽家を作り出し、特に水星と金星が金星のサインにあると、詩人、演説家、踊りの先生、綱渡りの曲芸師や踊り子、画家、婦人用化粧水の製造者、蝋燭職人、肖像画家、舞台脚本家、習字の先生、教員を作り出す。
職業の創造者である木星、金星と水星が3、5、11ハウスにあるなら、若者にとっての優れた教育者か指導者、伝道師や唱道者となる。
もし9ハウスにあるなら、弁護士を意味し、もし12ハウスにあるなら、公的機関の管理者となる。
木星、金星、水星と月は、賞賛に値する雄弁さを与える。
もし木星がドラゴンヘッドと共にあり、水星か金星の良いアスペクトがあるなら、素晴らしい詩人である。
肉感的で詩的な歌は、火星から金星と水星へのアスペクトによるものである。
水星が逆行で、同じサインで金星と合するなら、素晴らしい詠唱者で歌手である。
以上、リリーによる水星と金星が混ざり合う職業についてでした。
リリーは17世紀の人間なので、職業の表現がちょっと古いですよね。
ひさびさに、リリーの言葉でした~
また気が向いた時にリリーの言葉をお伝えします~
来年は「リリーお茶会」をテーマにしようかな?
いやいや、ちょっとマニアックすぎるか・・・