昨日に続き 「旧一条恵観山荘」 のご案内。
さすがに２日目ともなると大分慣れて来てご案内もスムーズに。
そして無事にお役目を果たすことが出来ました。
本当に素晴らしい体験をさせて頂きました、関係者の皆様に感謝申し上げます！
山荘の中の部屋をひとつひとつご案内し、
最後に山荘の戸を全て開放し、お庭をご覧頂くのですが、
その時のお客様の感嘆とした声と表情が忘れられません。
まるで日本の美意識を切り取ったかのような雅な額縁絵が広がります…
その後は、しばしご案内もせず、
風の流れ、川のせせらぎ、鳥の声、沈黙…
空間に溢れる満ち足りた幸福感がひしひしと伝わって来ます。
有り難いことに、山荘を管理している皆さんから、
この山荘で狂言をやって頂けませんでしょうか、と、
大変嬉しいお言葉を頂きました！
その時、直感的に思い浮かんだのが、善竹十郎先生の 「萩大名」 です。
そんな機会が本当に訪れたら最高ですね～！！
この度は本当に良い経験をさせて頂きました。
日本建築の素晴らしさ、そして雅な趣向、日本の美意識に触れ、
心が清められ、日本人であることに誇りを覚えた、この２日間でした。