掛け合いが大切になってくる会話ですが、台本の流れでの中での重要度によってテンポ間は当然変わります。
サクッと軽いテンポでいくべきか、バシッと固めるべきなのか、グッと落とし込むのか・・・
冒頭のシーンは軽めが推奨とされていますが、同時にお客さんを惹き込むシーンでもあるため軽過ぎると惹き込めないし、やり過ぎると冒頭でお客さんの観劇体力を奪ってしまうので意外と難しい。
後は若い子達にはちょい役の重要性をもっと考えてほしい今日この頃。
ちょっとしか出ないから
ちょっとしか喋らないから
ではなく
何故ここで出てきたのか
何故ここで喋ったのか
その考え方一つで役への取り組み方は大幅に変わるし、ちょい役をどこまで作り込んできたかで演出の評価はかなり変わります。
情報開示が少ないちょい役を作り込むのは想像力と分析力が必要。
ちょい役を作り込めるのなら情報開示が山のようにあるメイン役やったらもっと作り込んでくれるだろうな!
というのが演出の気持ち。
あとちょい役が作り込まれてくるとメイン役の人は気づきます。
あ、やべぇ
って(笑)
メインの名にかけてチョイに負ける訳にはいかないからね。
そんな訳でちょい役だから残念とかガッカリと思っている人は全力で取り組んでメイン役を焦らせてあげて下さいね!
でもちょい役の作り込みなんて分からないよ!
という方はSOZOにご連絡頂ければ臨時ワークショップも行いますのでご活用下さい←急な宣伝
毎週月曜、名駅周辺で19時からやっておりますので要予約でお願いします(笑)