せりふ コミュニケーション | 劇団かに座ブログNeo

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横浜の「劇団かに座」オフィシャルブログです。稽古場日記、公演情報、劇団員募集、演劇に関することをポロポロと書いています。

※久しぶり

   かなり長い間が空いて、会った時に使う

   人と人。だけとは限らない。

   人とモノ。の場合もある。

  

   ちなみに、

   「久しぶり~~~」

   と、伸ばせば伸ばすほど、

   実は会いたくねぇんだけど会っちゃったよ。

   という意思を示す。

   もう一つちなみに、

   私は結構伸ばされる方だ。

 

 

皆様。

ご無沙汰していますが、

お元気だったでしょうか?

 

ねこようでございます。

 

そうです、

また読んで、

「コレって愚痴なの? 妄想なの?

 んで結局何言いたいの?」

そう思いながらスマホを閉じる時期が

やってまいりました。

 

どうか最後まで

お付き合いくださいませ。

 

は?

やきゅう?

なんでしょうそれは・・・

郷土の食べ物でしょうか?

何か東国の、

珍しい山の珍味のような。

わたくし、

そのようなものを口にしたことは

ございません。

 

なので、

‘‘やきゅう‘‘

なるものの話題は、

一切出しませんので、

あしからず。

 

どうしても

‘‘やきゅう‘‘について読みたい方は、

タイガースファンか

ベイスターズファンか

カープファンの

ブログでもご検索ください。

 

エーイちくしょー!!!!

どうなってんだ!!!

 

失礼いたしました。

それではスタートでございます。

 

8月25日(金)

 

久しぶりの稽古参加である。

劇団員が発声練習をしている中、

脚本を一冊取ってパラパラとめくってみた。

 

今回の

「今度は愛妻家」は、

再演の脚本である。

前回の上演が2006年。

17年前か・・・

確かあの頃は仕事と家庭とで

いろいろと動けなくなり、

照明は後輩劇団員に託して、

私はその補佐的立場でやっていたっけ。

 

あの時は、

主宰の馬場さんが、

演出と出演を兼務していた。

 

その後、

先代主宰が再演したいと

上演許可を申請したが、

豊川悦司と薬師丸ひろ子が主演、

行定勲が監督して映画化され

全国公開されるので、

上演許可が降りなかったのだ。

 

ラブファンタジーもの。

なのである。

 

稽古は、

皆が座っての

本読み稽古中だ。

 

役者は、

思い思いに役柄のセリフを読み、

それを演出が直していく。

 

いや、

直していくって言い方はおかしいな。

 

「私はこっちの言い方がイイんです」

そう伝えていく。

 

一本の脚本でも、

人それぞれの解釈や感じ方は異なる。

 

年齢だったり、

性別だったり、

置かれた状況だったり、

が違うから。

 

若い女の子が

一生懸命セリフを喋るだけで

感動してしまう人もいれば、

(おっさん?)

貧乏な家の母親が

小さい我が子を抱きしめるだけで

涙が出てしまう人もいる。

(おばちゃん?)

かと思えば、

独りぼっちのおじいさんが

公園のベンチでため息をついていると

ウルウルしてしまう人もいる。

(やっぱおっさん?)

 

だから、

馬場演出にとっての

‘‘いい芝居‘‘になるように、

時には自分が役者のセリフをコピーして喋って

「な? こう言ってるんだよ」

と分かってもらってから、

自分が良いと思えるようなセリフの言い回しを

喋って、伝える。

 

前にも書きましたが、

稽古はコミュニケーションなんです。

 

役者が演じる

演出が自分の好みを伝える

それを受けて

役者がまた演じる

 

だから演出は

偉いわけでも優れているわけでも無くて、

‘‘ぼ、僕はこう思うんで、

 こうしてもらえると嬉しいな~‘‘

てくらいの立場だ。

 

座っての本読みだと、

読む方に集中してしまって

声が出ていなかったりする。

声が小さいよ。

という言葉が何度も出てくる。

 

発声練習のようにただ大声を出すわけでなくて、

日常会話なんだけど

一番奥の席のお客さんにも

伝わらないといけないのだ。

そこに感情が乗っていないと、

 

‘‘ただ気持ちよさそうに言ってるだけ‘‘

 

と観られてしまう。

 

ま~、

偉そうにつらつらと書いてはいるが、

そんな自分の過去の演技なんか

ひどいもんだ。

ボロクソに言われた時もあれば、

話したこともない人に

呼び止められて、

突然褒められた事もある。

そりゃ圧倒的にボロクソが多かったけど。

 

あの頃私の演技に

ボロクソ言ってたやつら!!!

もうねこようは舞台に立ってないから、

批判したくても出来ないんだぞ!!!

だいたい、安全地帯から

好き勝手言いやがって!

へへ~ん、ざま~みやがれ!!!

〇〇○〇〇〇〇〇!!!

(お好きな悪口雑言をお入れください)

 

あ、

でもこのブログの文章が

批判の的になるな・・・

 

えーとー、

今回は、

AIソフトで自動作成してみました。

初の試みです。

 

 

「芝居って、

 そんな簡単じゃねぇからさ」

 

こんな言葉で馬場さんは稽古を締めました。

確かにその通りだ。

簡単な事なんて、あんまりない。

小一の算数ドリルくらい?

小二と言う度胸も無いが。

 

でも、

難しいから面白いのだ。

 

ねこよう