もやしの唄裏話その9 | 劇団かに座ブログNeo

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カーテンコール。大辞林によると、以下の意味があります。

カーテンコール 5〖curtain call〗
演劇・オペラなどで,終幕が下りたあと,観客が拍手喝采して出演者を幕の前に呼び出すこと。
大辞林 第三版

これを見ると、カーテンコールというのは、終幕が降りたことがお客さんに伝わり、お客さんが拍手喝采して、役者を呼び出すのが正しいようです。

実際は、カーテンコールは舞台の流れの中に組み込まれていて、幕が開いて、音楽が流れて、役者が次々に出て来て拍手を浴びるのが順番になっています。

カーテンコールになると、役者もスタッフもホッとします。
役者は舞台に立って初めて、素に戻れる時です。
カーテンコールの拍手は直接は役者が浴びますが、スタッフ全体を含めた舞台全体にしてくれているものです。

日常生活で拍手を浴びることって、滅多にないですから、このわずかな時間が、演劇をやってて良かったと思います。

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折笠安彦