ローリング・ストーンズ野郎の雑記 -80ページ目
ローリング・ストーンズ野郎の雑記

水没した倉庫の、お隣サンのレンタル工場から夥しい量の廃油らしきモノが流れ出している。

という連絡に、「後日の保険にまるっきりの無益ではあるまい」と、どのくらい夥しいものなのかを確認するのにおわれた、ズブズブの週末。
シランプリしていればコッチのせいにもされかねないし、この一ヶ月、首都圏がこれだけの大祭り騒ぎになっているというのにノホホンとして、あげくには周囲に迷惑かけまくりという連中はいるんですね。

上の写真は4日金曜日正午の時点から「時間の問題」と云われ続けながら、6日夕方もがんばっているバンコク洪水フロントラインの立体交差点。
読売新聞の報道では日本人学校も今週末には水没することになっていましたが、多くのお子さんがバンコクを離れていることをのぞけば、異常ナシ。

一方、政府が思いつきでまた余計な(とおもえる)コトをはじめたので水進方向が変わってしまい、すでに危機は遠ざかったかに思えた地域にも再び赤ランプ点滅だとか。
もちろん水が来るのを、今か今か、と期待しているワケではございませんが、

・水が行くところまで行ってくれないことには、復旧も復興もナニもないんだからさ

というのが、洪水を拡大させるだけ拡大させてきた無能政府に対する、われわれ市民のやりきれないイラダチです。


ローリング・ストーンズ1978年レジェンドものリリースが相次ぐ11月です。

今になってみれば、86年に「女たち」が初CD化された時のイラストアートワークもなつかしいものがあります。

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日常の行動範囲がずいぶん狭くなってきて、自宅が被災中の友人知人の数も一人や二人ではなくなってきた(かといって、30人以上というわけでもありませんが)ので、倉庫番の10代の若夫婦もマレーシア国境の実家に帰るまで、ウチに寝泊まりすることに。

また、採用決定前の立場でありながらすでに正社員であるかの如くの自覚で、先週水曜日の時点では、

「水がきちゃって、ウチもイロイロと大変ですよ」

と有名企業名を10回以上は繰り返していたバンコク北部在住の知人に、メンドクサイお仕事を電話で頼もうとしたところ、アパートに取り残されているというので驚いた。
もともとがレター1枚書くにもゆうに30分はこえる自己解説が好きな口数の多い男なので、テレビなどが伝える洪水情報を収集かつ方々に吹聴しているうちに逃げ時を失い、気がついた時には水に囲まれていたのであろうことは想像にかたくない。

電気は通っていても部屋にはコンピュータがなく、売店のないアパートでプリペイド電話代も底がつき、受信はできても架電ができないというので、

「分析していた意味がないね」

と僕はいっぱしに皮肉りながらもコンビニで買ったプリペイド補充コードを伝えてあげたので、あとは、救出ボートを要請するなり、無断欠勤の理由を明瞭簡潔に陳謝するなり、自力でがんばってもらうしかない。
バンコク市中のタクシーは水かさの深い被災地にはまず行ってくれないので、現場専従ボランティアでもないかぎり、兵糧を届けるのは至難のワザです。

それにしても、ホテル予約を解除した途端に巨大沼の拡張速度が早くなってきているようなので、明日は我が身とならぬよう、現実的な退避先と退避ルートをシミュレートしているところです。


総量200トンほどの積荷を5カ所にわけて移動していたものの、20センチの浅さで干満し、

「これ以上は増えないかな」

の期待感が大きかった本拠地界隈の水が、昨日午後には一挙に1メートルの深さを超えたので、留守居役の美人社員の悲痛な叫び声とともに総員撤退。
この3週間ほどのクルクル臨界態勢に一幕おりました。

・ダメになってもいいもの、買い替えがきくもの

を残していたとはいえ、イザ水に没すると、やはりヤリキレナイものがありますね。
これで4つのお仕事場(でようやく2.5人分の扶持)のうちムキズな場所はひとつだけになりましたが、そこの同僚3人もパタヤ退避中にバンコクの家が冠水。

リアルタイムの衛星写真などでもわかるように、タイ中部からタイ湾にかけて出現した広大な湖沼は、なおもジワジワと伸長しています。
すでにアクセス不能あるいは営業不能中のバンコク北東部のゴルフ場各所からのゴルファーを受け入れていた名門コースからは、やけに明るい声調で「今日はやってますが、明日はわかりません」との回答がありました。

↓は、赤シャツ読者は少ないとされている新聞に掲載されていた風刺漫画。

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洪水のことしか書いてない。

という、ブログとしても危機的状況が続くのはイカガなものかと躊躇ってましたが、上の動画はキース・リチャーズの最新映像のようです。

ジョニー・デップのイベントに登場して、「キー・トゥ・ザ・ハイウェイ」をカッコヨク演奏。
のはずが、ちょこっとで終わってしまっているので、そのうち、フルバージョンが出てくることを楽しみにしつつ。

ちなみに、ウチの窓から見えるハイウェイは、上下各一車線が被災民の駐車場になっています。