
地下鉄と高架鉄道が交わるターミナル駅の午後7時。
いつからこんな様相になったのか、そんなに昔のことではないと思うのだけれども、日本でいうところの定期を忘れて小銭も持ち合わせてない時にアソーク駅、スクンビット駅に降り立った日には、もう地獄です。
長い行列に並んでオセロゲームのコマみたいなチケットを買ってようやくホームにたどりついても、電車の中も中央線なみのギューギュー詰め、一本、二本見送りも珍しくない。
・タイ人はカバンを持たない
などとエラそうなことを書いていたのもついこの前のような気がするのですが、今ではカバンを持ってない人のほうが珍しい。
ただ、バックパックを背負ったままの人も多いので、「混雑時には手に持つ」というマナーが確立されるのも、そう遠い未来のことではないのかも知れません。
そんな、都市生活者のライフスタイルの激変をおぼろげに感じ取っているところに、満員電車のドアの真ん前でゴルフのキャディバッグを抱えながらフンばり続け、温厚な国の人々からアカラサマに迷惑がられてた初老の男性一名。
ゴルフ料金コミコミ平均1,000バーツの時代のバンコクに置き去りにされてしまった、コリアンなのかな、日本人なのかな。


