三時間ごえの長編邦画「沈まぬ太陽」のDVDを足掛け三日で鑑賞した。
ストーリーは、「白い巨塔」の里見先生を主役に置き換えたかのような人間ドラマなのだけれども、原作小説が週刊誌に連載されていた頃からノンフィクションとフィクションの区別がつかない識者の間では何かと物議をかもしていた。
もっとも、作中の「国民航空123便墜落事故」(文庫版では第三巻「御巣鷹山編」)を「架空の事故です」というほうが乱暴で傲慢きわまりない話ですが。
ちなみに、僕個人としては、劇中の冒頭シーン、すなわちガタガタ揺れまくる機内で客室乗務員役のゲゲゲの女房さんが乗客をはげまし歩く場面に、
「母校の甲子園初出場に舞い上がっていた先輩もあの中に座ってたんだよなあ」
と、いきなり感傷的にならざるをえない映画だった。
先輩のご両親も鬼籍に入られた現在では、誰かが感傷的になって先輩の冥福を祈り続けようと思ってます。






