「THIS IS ME, KEITH RICHARDS」
とキース・リチャーズの肉声でスタートするオーディオブック版「ライフ」 は、20時間越え。
その20時間を越える朗読を、キースいわく初対面時はヤクの売人風情だったジョニー・デップが担当している。
書籍版は残り100ページのところまできていますが、オーディオブック版の使い道は2回目読書のテキスト補佐、もしくは地方移動のクルマの中を考えています。
自伝を上梓したツイデにというわけではないんでしょうが、アメリカではすでにキース・リチャーズのベスト・アルバム「ヴィンテージ・ワイノーズ」が発売されているようです。
スタジオアルバム「トーク・イズ・チープ」と「メイン・オフェンダー~主犯」、ライブアルバム「ライブ・アット・ザ・ハリウッド・パラディウム」からピックアップした楽曲と、たしか、ローリング・ストーンズ・オフィシャル・ファンクラブ経由の通販ベースで流通したシングル曲「ハリケーン」が収録されている。
上の動画はストーンズの4枚組DVD「ビッゲスト・バン」 に収録されている、「ハリケーン」成立までのキースの回想です。
ローリング・ストーンズの「パラシュート・ウーマン」や大ヒット曲「ブラウン・シュガー」のそれぞれの冒頭に登場する都市が、アメリカ史上最悪のハリケーン災禍に襲われた2005年に、ローリ ング・ストーンズ名義でリリースされたチャリティ・ソングですね。
Keith Richards / Vintage Vinos
2010年11月発表。
■収録曲
01. Take It So Hard
02. Big Enough
03. You Don't Move Me
04. Struggle
05. Make No Mistake
06. Too Rude (Live)
07. Time Is On My Side (Live)
08. Happy (Live)
09. Connection (Live)
10. Wicked As It Seems
11. Eileen
12. Hate It When You Leave
13. Locked Away
14. Hurricane
ローリング・ストーンズが1968年に発表した「ベガーズ・バンケット」のアルバムの世界観はすでに説明不要ですが、上が2002年9月再販の通常CD、下が2008年12月再販のスーパー・ハイ・マテリアルCDをデフジャケにしまってみたところ。
どちらも音源はデビュー40年を機にマスターを一新したDSDリマスターが採用されているので、ブライアン・ジョーンズのスライドギターの響きに大きな差異はありません(と思います)。
また、ディスクの製造素材が違うので信号読み取りの精度も違う、というスーパー・ハイ・マテリアルCDの理屈はわかっていても、ハイブリッド盤スーパーオーディオCDの「レット・イット・ブリード」を聴いた時ほどの体感的ビックリ感はなかった。
DSDリマスターシリーズといえば、ウォークマンなんて持っていなかった時代には気にならなかった「19回目の神経衰弱」のボーカル直前のノイズが除去されたことなどでも各方面から高い評価を受けていますが、ベガバンの新マスターに限っては、「ストレイ・キャット・ブルース」の中間部の音のヨレが気になっていた。
それが、10月末の発売が予定されていたスーパーオーディオCDスーパー・ハイ・マテリアルCD仕様という、ややこしい名称のベガバン新製品の告知には、
<英国オリジナル・アナログ・テープを基にした2010年最新DSDマスター>
と記されてあったのでソレナリに期待していたのですが、結局は、2002年来のマスターのまま発売が延期 になったようです。
40年以上も昔のマスターテープの物理的な劣化は最新技術をもってしても、いかんともしがたいのかな。






