海外生活で最初のうれしかった出来事 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

ビー・リマ三皿目は「ラバー・ソウル」

・そのタイトルは、「サティスファクション」「ひとりぼっちの世界」の連続大ヒットでアメリカでの成功を決定的にしたローリング・ストーンズを嘲笑する「プラスチック・ソウル」という表現を利用して、ポール・マッカートニーが命名した。

という逸話は僕にとってはどうでもいいことではなかったけれど、マッカートニーさんとしては、

「オレたちだってニセモノなんだよ」

とストーンズをかばう意味だったんだろうな、と僕はポジティブに解釈したので、激怒したり憎悪するまでには至らなかった。

「ソウル」は中学生の頃から現在まで聴き続けている一枚なので、「ミッシェル」「ガール」「イン・マイ・ライフ」のバラードで耳ざわりだったシャーシャーいわゆるヒス音が軽減されたデジタルリマスタリングの効果は一聴瞭然。

と、そんなことよりも、オーストラリアで英語に苦労していた頃、木の上に野生のコアラがいるキャンプ場でギターを弾きながら「ひとりぼっちのあいつ」を歌ったところ、キャンプ参加者がみんなで合唱を始めて、しまいには、

「その調子なら、英語なんかすぐ話せるようになるよ」

と励まされたことが、今でも忘れられない「ラバー・ソウル」の想い出です。
今でも「キー・リチャーズ」と発音するときは、舌をあからさまに出しかけてしまうことがあるので、なおさら。

ローリング・ストーンズに関する雑記とその他