1983年11月発表。
■収録曲
01.Undercover of the Night
02.She Was Hot
03.Tie You Up (The Pain of Love)
04.Wanna Hold You
05.Feel on Baby
06.Too Much Blood
07.Pretty Beat Up
08.Too Tough
09.All the Way Down
10.It Must Be Hell
この頃にはもう、日本国内発売日をじっと待ってられずに輸入盤を秋葉原まで買いにいった「アンダーカヴァー」。
ポール・マッカートニーの「パイプス・オブ・ピース」もいっしょに買った。
家に帰るなり、真っ先にジャケット上の三角形のシールをはがしてしまったことはどうでもいいこととして、
「あたらしもの好きのミックがアフリカンを導入して、どうちゃらこうちゃら」
と解説されることが多いけれども、いかにも、アルバムA面1曲目、といわんばかりの「アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト」。
タイトなヒリヒリ感から一転して、くだけたロックンロールの2曲目「シー・ワズ・ホット」。
ちょっとおとなしめのエッチソングの3曲目「タイ・ユー・アップ(恋の痛み)」。
4曲目「ワナ・ホールド・ユー」はお待ちかねのキースのどんどこロック。
オリジナルレゲエの5曲目「フィール・オン・ベイビー」。
B面にひっくりかえして、6曲目「トゥー・マッチ・ブラッド」にはパリの日本人留学生のエスさんが登場する、いわくつきのダンス・ロック。
ロン・ウッドが曲作りに加わり、自身のソロワークでもレパートリー化していた7曲目「プリティ・ビート・アップ」。
ヤマの盛り上がり部分がやたらとカッコイイ8曲目「トゥー・タフ」。
ミックのソロを予感させるような9曲目「オール・ザ・ウェイ・ダウン」。
80年代の「ギミー・シェルター」っぽい10曲目「マスト・ビー・ヘル」。
「女たち」や「エモレス」の頃は、
「パンクやニューウェーブがナンだっていうんですかね」
だったストーンズ野郎たちのあいだでもこの「アンダーカヴァー」をベスト5に数える声が少ないのは、アルバムの出来不出来というよりも、アルバム後のツアーがなかったことが、その理由なのかな。
アルバムタイトル曲や「ホット」、「ホールド」は近年のツアーで演奏されたけれども、「ブラッド」や「タフ」も復活させてほしいものです。