バンコク高架鉄道の主要駅と主要商業施設を連結する、「スカイウォーク」と呼ばれている歩道を友人と二人でブラブラ歩いてると背中から出しぬけに、
「あれはセントラル・ワールド・ラチャプラソン(写真)といいます。これはゲイソーン・プラザ。あっちはエラワン」
と英語で声をかけられたので振り向くと、身なりのよい華人系タイ人のオッサンが立っていた。
最近流行の観光案内ボランティアなのだろうか。
僕は「ああ、そうですか! セントラル・ワールドというんですか!」と感心してみせた手前、オッサンに「バンコクはファーストタイムですか?」と尋ねられても、「10年以上住んでます」とは言いにくかったので「2回目です」と答えると、オッサンは「ショッピングならイイ店を紹介しますよ」とおいでなさった。
純真的にイイお店を紹介してくれるのかも知れないし、これが「ローリング・ストーンズというロックンロールグループのティーシャツを売っているお店を紹介しますよ」だったら僕もノコノコついていったかも知れないけれど、繁華街で近寄ってくる見ず知らずの人間は寸借サギ師もしくはソレに準ずる種族というパターンは万国共通。
サギ師の服装に身なりの良し悪しは関係ないと思うので、僕たちはテキトーにいなしてセントラルワールドの中に逃げ込んだ。
家人と一緒の時やひとりの時はマズ経験したことない出来事でしたが、「男性二人」がいかにも女郎屋通いのオッサン旅行者風情に見られてしまったものなのだろうか。
