「サムライめし」という名のメニュー | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
タイ鍋有名チェーン の姉妹ブランドとしてその勢力を拡げている和食店でにゅうめんと鶏五目御飯を注文したところ、ウェイトレスに「サムライ・ライスですね」と念を押された。

「何よ、サムライって。そんなの頼んでないよ。コレね」とメニューを指差せば、鶏五目御飯の下にローマ字で「サムライ・ライス」と書いてあったので、僕は平身低頭でハヤトチリの非礼を詫びました。

ただの五目メシがなぜサムライになるのか、その由来をアレやコレやと考えても仕方がないのですが、

日本的なモノをタイで売ろうとするのなら、いかにも、世界に知られているニッポン語を名称にしたほうがよい

という話をきいたことがある。
なるほど、タイには日本人がつくっているのではないけれど、「どうぞ」という名のサラダせんべい風スナック菓子もある。
また、日本の製菓会社のタイオリジナル?商品は、「かわいい」というチョコレート菓子。

日本人の姿も多いビジネス街に新しくオープンした、日本式カレーライスショップの屋号が果物の名前であることも、そうした風習にしたがっているのかも知れません。